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ライフスタイル

Nick Jagger

急激な気温の変化が危ない!冷房のよく効いたクラブハウスに要注意!

連日、記録的の猛暑続きで、バテバテではないでしょうか?

プレーしていても、汗はダクダク流れるし、意識ももうろうとしてきますよね。

ハーフが終わり、シャツがビチャビチャの状態でクラブハウスに駆け込むと、「はぁ~、涼しい」なんて、誰もが思うでしょうが、実はこれが危険なんですよ。

激しい気温差が危険なんです

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クラブハウスで、冷房や暖房が効き過ぎていると思われたことはないでしょうか?

コース側のサービスのつもりなのかもしれませんが、クラブハウス内が極端に涼しかったり、暖かかったりすると、外に出たとき、その温度差に対応できず、体に余計な負担をかけることになります。

特に、脳卒中の発作は真夏や真冬、戸外に出たり、外出から帰り、気温差の激しい室内に入ってきたときに起こりやすいと言われています。

高血圧のある人などは、特に注意が必要です。

クラブハウスで亡くなられた人もいます

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こんな症例があります。

42歳の会社員Aさんは、8月のある日、仕事仲間とラウンドしていました。

日頃から体力には自信があったAさんは、真夏の高温の中のゴルフでも、気にせずプレーを楽しんでいたそうです。

汗をかきながら、午前中のラウンドを終え、クラブハウスに戻ってきました。

しかし、肌寒いほど冷房のよく効いたクラブハウスに入ってすぐに、Aさんは倒れ込んでしまいました。

ソファーに寝かせ、救急車を呼びましたが、Aさんは移送先の病院で亡くなってしまいました。

脳卒中でした。

このような事態を防ぐには、暑いときには少し木陰で涼んで体を休めてから冷房の効いた場所に入るようにするといいでしょう。

逆に寒いときには、暖房の効いたクラブハウスから出て運動をして、体を温めておくようにします。

いきなり風呂にも飛び込まない

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急激な温度差による負担を体にかけないことが、プレー中の心筋梗塞や脳卒中の予防につながるわけです。

若くて健康な人ならばさして気に留めるほどではないにしろ、高血圧や動脈硬化などを持っている中高年にとっては、この冷暖房による戸外との温度差は、命取りになる可能性もあるのです。

また、ゴルフ場の過剰サービスが関係しているわけではありませんが、急激な温度差という点では、入浴中の発作も少なくありません。

クラブハウス内のお風呂は、一般に温度が高めであることが多いようです。

いきなり熱いお湯に体ごと浸かってしまうと、血管が収縮し、血圧が上昇してしまいます。

浴室では心臓疾患ばかりでなく、脳卒中なども起こしやすいため、注意が必要です。