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10年以上のブランクを経て、ゴルフに再チャレンジするということ(45)

スーパーゴルファー、テッちゃんの教えの続きです。

いろいろと衝撃を受けましたが、意外なことに、一番の衝撃は技術的なこと以外にありました。

音がよくないよ!

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「そのさ、ドン! て音がよくないな!」

「それじゃ乾いたライは打てるけど、ちょっとでも湿ってるとすぐダフるよ!」

「球のどこを打とうとしてんの? 球の赤道に歯(リーディングエッジ)を入れて来るんだよ!? ダウンブローに入ってくれば、それでもちゃんと上がるんだよ!?」

「そうやっていたって俺もたまにダフるんだから、フェイス面で当てるイメージじゃダフりっぱなしになるよ!」

見ていると、彼は球を打った後、ソールでほんの少しマットを擦っている。音は“ドン!”ではなく“シュっ!”という感じ。

う~ん(-_- ) 

音はずいぶんと差があるなぁ……。

うわ! その素振り!

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そして、何気なーく振ったであろうその素振りに、再び衝撃を受ける。

重い。

バックスイング、ダウンスイング、フォロー。

そして一度振った後、そのまま続けてバックスイング~フィニッシュへ。

その連続した二振りを貫く、慣性力。

ただの重力加速だけではなく、間違いなく自分で力を加えているはずなのに、慣性力を邪魔することがない。

だから、すごく重く見える。

ヘッドの慣性力が、伸び伸びと働いている。

自分とクラブの共同作業。

“ヘッドに血が通っている”とはこのことなんだろう。

ハンディ5以下の知人友人はみな、大なり小なり素振りが美しいが、それはカタチの美しさだけではなく、この、クラブが生きているかのような慣性力がその源泉だったのだろう。

よーし!

今日見たこの感じを再現できるように、素振りを研究するぞ!!

で? どうなりたいのよ!!

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「でさ、シングルになりたいっていうけどさ、9になりたいの?」

「それとも5下?」

「3下?」

「どうしたいの!? どうなりたいの!?」

う~ん(-_- ) 確かに……。

上り調子の10で終わってしまった、過去のチャレンジの続きがしたいのか? それはハンディ9でいいのか?

5下なのか? 3下なのか? いやいや、夢はでっかくスクラッチプレーヤーなのか?

エイジシュートがしたいらしいが、それは何歳で達成するのか?

“どうしたいのか? どうなりたいのか? そもそもどう生きたいのか?”

甘いな、自分は。

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彼は人生でも成功している。

ゴルフで成功しているやつは、人生でも成功しているのだ。

やはり一事が万事なのだ。

そして自分は、そのどれもが不明確。

“自分はこうする”

“自分はこうやる”

“自分はこう生きる”

だからゴルフは、たかがゴルフではないのだ。

ゴルフには、全部現れる。

だから、ゴルフへの挑戦は、人生への挑戦なのだ。

ゴルフの上手さもさることながら、その生き方考え方に一番衝撃を受け、3日ほどマジに凹みました。

が! これを書けるくらいに復活!!

たくさんのヒントを研究して、血肉にしていくぞ!!

エイエイオー!!(古^^;)