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Nick Jagger
ロングホールの攻略法、3オンの方法は1つじゃない!
パー5のホール(ロングホール)は、プロゴルファーにとってはバーディが最も計算できるホールです。
ところが、アマチュアゴルファーはドライバー、フェアウェイウッド、アイアンといろいろなクラブを駆使しなければならないということで、苦手にしている人が多いのではないでしょうか?
ドライバーショットが良くても2打目のフェアウェイウッドがダメだったり、そこまで良くても3打目のアイアンでグリーンオンできなかったり、どこかでミスが出て、パーがなかなか取れませんよね。
3オンを目指して1打ごと必要な距離を計算する
例えば、500ヤードの距離のホールをどうやってグリーンまで運ぶかということを考えてみましょう。
多くの人はドライバーで250ヤード、フェアウェイウッドで200ヤード、残り50ヤードをウェッジで乗せるというプランで臨みます。
つまり、250+200+50=500という考え方です。
第3打のアプローチがピタリと寄ればバーディです。
ところが、それは単なる理想であって、どれも難しいショットの連続でそんなに上手く事が運ぶなんてことはなかなかありませんよね。
では、230+170+100と考えてみてはどうでしょう。
ドライバーショットを飛ばす必要はない
このように計算式の数字を変えてみると、ドライバーショットはそこそこ飛べばいいという距離ですから、楽な気持ちで打つことができます。
次は5番アイアンで170ヤードを打つというプランで、9番アイアンやピッチングウェッジのフルショットのエリアに運びます。
もし気楽に打ったドライバーショットがナイスショットでもっと飛べば、セカンドを5番アイアンよりも短いクラブにして、より確率を高められます。
逆にドライバーが予定通り飛ばなかったら、2打目を少し長い5番ウッドやユーティリティにして対処します。
簡単ではないクラブですので、ミスの可能性も高くなりますが、その時は3打目が多少長くなりますが、まだパーオンのチャンスは十分残っているはずです。
第3打をフルショットできるエリアに運ぶ
1打目、2打目が上手くいけば、3打目は9番アイアンかピッチンウェッジのフルショットの距離です。
このくらいの距離であれば、グリーンに乗せられる確率も高いのではないでしょうか。
50、60ヤードを残し、コントロールショットで寄せなければならない状況よりは、フルショットのほうがやさしいという人も多いでしょう。
ホールによっては、より狙いやすい3打目の位置があると思います。
そのようなケースでもそのエリアを見抜いて、1打目、2打目の距離を計算するのは同じことです。
このように、「ティーショットのドライバーでナイスショット、2打目のフェアウェイウッドでナイスショット」という“呪縛”から逃れられると、パー5のホールのスコアがグングンよくなっていくでしょう。