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ライフスタイル

レッスンプロ・クラフトマン 河野

レッスンプロ・クラフトマン河野のラウンドレッスンの日のルーティーン

こんにちは、レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、私のラウンドレッスンの日のルーティーンのお話です。

ちゃんと練習してからラウンドレッスンをしていますよ。

朝練習してからゴルフ場に向かいます。

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朝は、目覚まし時計で必ず起きます。飲酒の習慣がないので寝起きは良いほうです。

ここ20年で一度だけ二度寝をしてしまい女房に起こされた事があります。

朝起きたら、家の周りを5分ほど見周ります。

毎週火曜日は、当店ビッグキャリーゴルフショップの定休日ですが、ラウンドレッスンの日です。

ゴルフのある日は必ず店の試打室でボールを打ちます(自宅兼店舗です)。

内容は
7番アイアン 5~6発
7番UT 3発
3・4・5・7W 各3発程度
ドライバー 5発(計測器で数値を確認)
SWでアプローチ練習 15発程度

合計で50発程度打ってから家を出ます。

ほとんどの生徒様はボールを打たないでラウンドレッスンを受けると思いますが、5下シングルの方は大概ボールを打ってからラウンドレッスンに臨みます。

上級者は、体を慣らさないでいきなりフルショットした場合、故障を引き起こしてしまう危険をわかっているので、予防をかねて体を作ってからラウンドします。

スタート前~スタートまでのルーティーン

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ラウンドレッスンのお客様には、クラブハウスに40分前に集合していただいています。

練習グリーンで自由にご自分のルーティーンをしていただき、自分もルーティーンをこなしながら生徒様を見ています。

そこで気になるところがあればレクチャーをします。

私の朝のパッティンググリーンでのルーティーンは、ボール1個でミドルパットの練習を4~5回行いその日のグリーンの速さをチェックします。

その場合できるだけ平らなところを見つけて行います(下りを練習してしまうと本番で打てなくなります)。

平らなところで練習をして、本番での上りや下りは類推します。

ショートパットは少し傾斜のある場所に切ってあるホールカップを選び、1メートル20センチくらいの距離から入れて、入ったら時計と逆回りに(どちらに回るか意味はありません)12ヶ所から打ってカップを1周します。

これで今日一日に遭遇するラインを一通り予習しておきます。

ラウンドが始まりましたら、何回かラウンドレッスンをしている方なら気になる部分をその場で指摘して、対処法もレクチャーして行きます。

初めてラウンドレッスンをする方の場合、最初のハーフはできるだけ何も言わないで見ていこうと思うのですが、耐えられずレクチャーが始まってしまう事がほとんどです。

その間も、ビデオで生徒様の動画を撮っています。

私は、曲がりません。

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昼食時に時間があれば、午前中に録ったビデオを見ながら、良いところと治したほうが良いところを指摘します。

私自身の事で言えば、今は簡単なスイングを作り上げたお陰で、チェックポイントも少なく、効率良く打てていると思います。

飛距離的には10年前と変わりませんが、ゴルフ自体は前より上手くなっています(2018年現在63歳)。

なぜ上手くなったのか、私は、今までに未発表も含め10冊ほどのレッスン本を書いていますが、本を書くために、わかりやすい表現をする必要があり、一つ一つの動作を深く考えて理解して、本質にたどり着く作業を行ったためだと思います。

本質にたどり着けば、いろいろな例え話ができて読者も理解しやすいと思い、文章を作っていたお陰だと思います。

ラウンドを数多くこなしても、ボールをたくさん打っても上手くなりません。

理論的にスイングを理解しないと上達は望めません。

私の顔見知りに、ほぼ毎日ラウンドをしている方達がいますが、10年前と変わった風には見えませんし、上手くなったとも聞こえて来ません。

初めて、ラウンドレッスンをする生徒様に「私は、曲がりません」と言います。

ラウンド後、生徒様たちは、「本当に曲がらないんですね」とおっしゃいます。
 
「私は、曲がりません」のフレーズをあと何年言えるのか自分でも楽しみです。

もう少し早く、ここにたどり着く事ができたらと思いますが、やはり自分は裏方の人間でサポートする立場なのだと思います。

ラウンドレッスン終了後は現地解散で、後日来店いただいた時にその時のビデオを見ながらレクチャーさせていただきます。

普段のレッスンではお教えできない事や生徒様の意外な面(スイングに対して)を発見する事ができたりしますので、とても有意義です。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。