ライフスタイル
ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)
雨用グッズ、飛距離……雨の日ゴルフの傾向と対策
ゴルフは自然を楽しむスポーツです。そうなると「雨」「風」に左右されることもあります。
スコアを競うスポーツですから、上手く対処することでライバルや仲間にアドバンテージを持つことができます。
プライベートであっても「雨のゴルフ」は気分が落ち気味になるものですよね。「雨」も楽しんでしまうことが雨のゴルフを攻略する一つになりますヨ。
心構えと準備を整えて「雨のゴルフ」を楽しみましょう!
まずは心構えを!
雨の日のゴルフへの気持ちの持っていき方や考え方を少しでも変えることでスコアも変わってくるものです。
「雨のゴルフ」というとどんなイメージでしょうか?
「憂鬱」「気分が下がる」「キャンセルしちゃう」とかですか?
確かに「せっかくのゴルフの予定なのに」って思います。
ゴルフ場は雨の予報が出ただけでキャンセルが何組も出たりすることもありますし、「雨はゴルフするモノじゃない」と思っているゴルファーもいるかもしれません。
個人的にはプライベートであっても雨でキャンセルをする事はありません。
もちろんゴルフ場から「もう勘弁してくれ! やらないでくれ」と言われればやむなくあきらめますが……。
もちろん、雷は別物です。
「まだ遠いから」と言って警報が出ているのに続けるのはダメです。
ただ、雨なら、大人になってずぶ濡れになって外で遊べると思ったら、これができるのはゴルフぐらいですから大いに楽しんだほうがいいんです。
子供だったら雨の中を外で遊んでいたら親に怒られます(笑)。
芝生が生えた空気のきれいな森の中に居られる時間は貴重なものです。
ね! キャンセルなんて考えられないでしょ?
雨の対策は?
気分は乗ってくるとしても雨の日のゴルフって対策はしたほうがいいんです。対策次第ではスコアも良くなり楽しさも倍増します。
必要なモノをリストアップしてみましょう。
・カッパ(レインウェア)
上下セットになっているモノが多いですが特にパンツは大事です。乗用カートに乗ってプレーする場合など雨量が少なくても座席が濡れている場合もありますからね。
・着替え
ランチの休憩の時に着替える分(上だけでも)を用意しておき、前半のプレーが終わったらレストランに行く前に着替えると気分よくモグモグタイムを楽しめます。
・タオル
カートで使うもの、傘に掛けるもの、クラブを拭くものなど3枚以上あるといいですね。最近では絞ると吸水が戻るようなタオルもあるので何種類かのタオルがあると便利です。
・シューズ
「雨用(ぬかるんでいる日)」「晴用」と使い分けます。見落としがちなのが、スパイクレスでなくてソフトスパイクを選ぶことです。濡れた芝は滑りやすいのでケガ防止とスイングの安定を考えて選びます。
・帽子
最近は雨用のレインハットがありますので便利です。レインハットならキャディーバックに常備しておくのもいいかもしれませんね。
・グローブ
天然の革は濡れると滑りやすいので、雨に強いもの(全天候用)を使用します。
・ヘッドカバー
通常使っているヘッドカバーの劣化防止に雨で使ってもいいモノに差し替えます。ワタシはキャラクターのカバーを市販のものに替えます。
雨の日ゴルフの注意点
プレー中に気を付けることがあります。
グリップが滑るとか雨粒が気になるとかあるかとは思いますが、雨量によって各番手の飛距離が落ちることに特に注意しましょう。
飛距離の落ちる度合いは、ロフトの立っているクラブ(ドライバー)から徐々に小さくなる傾向があります。
これはボールの回転が落ちることが大きな理由なのですが、回転が少ないドライバーでは20ヤード以上距離が落ちることがあります。
ラフに入った球は、雨で回転が少なくなることに加えて濡れた芝の抵抗が強くなり大幅に飛距離が落ちる場合もあります。
例えフェアウェイに行ったとしても、湿っていたり雨粒が付いている芝とボールは「フライヤー」や「ドロップ」などが起こりやすく距離がつかみにくくなります。
特にランは出なくなりますので、各番手のキャリーでの飛距離を理解していないと更に難しくなります。
ただ、グリーンは柔らかくなりますのでボールは止まりやすくなります。
そしてこの時期は速いグリーンが多いですがスピードが落ちますのでパットは打ちやすくなります。
悪いことばかりではないということですね^^
あ、そうそう。ボールは右に飛びやすくなりますのでこれにも注意が必要となります。
いろいろと書きましたが、気にするポイントは多くあるのです。慣れも必要なポイントかもしれません。
せっかくのゴルフ予定ですから、雨だったとしてもゴルフ場がクローズしない限りは、びちゃびちゃになって楽しんじゃってくださいネ。