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緊張感!実力をチェック!競技ゴルフ参加へのススメ
年に1回はアマチュアの競技ゴルフに出るようにしています。
健康診断みたいなものですが、アベレージゴルファーの皆様にもおススメします。
競技ゴルフ参加のきっかけ
ゴルフを始めて数年経った頃、仲良くしていた先輩が誘ってくれたのがきっかけでした。
当時の平均スコアはまだ90台で、80台が出れば万々歳くらいのレベルでした。
そのため、誘われた時は「自分なんて、まだまだ・・・」と思っていました。
競技ゴルフという言葉の響きだけを聞くと、学生時代にゴルフ部だったような、限られたトップアマだけが参加するものだと思っていたからです。
しかし、いろいろと調べてみると、100前後くらいのスコアでも、普通に参加できる大会が結構あって、驚いたことを覚えています。
『せっかくだし、自分の腕試しに!』と参加を決めたのですが、いざ予定を決めると、普段の練習にも身が入るし、実際に大会が開催される同じコースで視察ラウンドしたり、生活にメリハリが生まれました。
ゴルフ場に着く前から何か落ち着かない
緊張はゴルフ場に着く前から始まります。
それこそ、高速のインターからゴルフ場の途中にあるコンビニに立ち寄っただけで、何となく雰囲気の違いがありました。
当時の私がそれを何で感じていたのかというと、コンビニで出会う他のゴルファーたちの履いているパンツの色でした。
月一ゴルファーだったら絶対に選ばないような色のパンツを履いているんです。赤とか、水色、ピンク、黄色といったとにかくカラフルな色です。
1本目のチョイスだったら無難に黒や白、グレーだと思うんですが、カラフルなパンツを履いているということは2、3本ゴルフ用のパンツを持っているということの証明なんだと勝手に思ってました(※もちろん、その人の服のセンスによりますが・・・)。
「この人、ゴルフ慣れしてるわ・・・」と圧倒されてしまいました。
まぁ、さすがに今は、そういうのを見ても何とも思わなくなりましたけど、当時はそういうものにもビビっていました。
プライベートラウンドでは味わえない緊張感
マスター室の前で、同伴する他の方との自己紹介から始まり、ボールの確認や、マーカー(※)の確認する時が緊張のピークです。
※マーカー……試合で、自分のスコアを記録する同伴競技者のこと
この緊張感は、和気あいあいとした仲間だけのラウンドでは、なかなか味わえません。
プライベートラウンドとはあらゆる面で違いますが、プレイング4がないことと、パットのOKがないことは、メンタル的に影響がありましたね。
ショットがOB方向に行った場合は、それが実際にOBかどうかは別にして、暫定球を打つ必要があります。
ナイスショットしても、明らかに落ちどころが分かっているボールじゃない限り、打ち直し(暫定球)を求められます。
「えっ、あれもダメなの?」
そういう気持ちになってしまい、立て直しが結構しんどいんですよね。
それから、グリーン上でもプライベートラウンドだと、1グリップの距離になると(実際は50センチくらいでも)同伴者が「OK」を出してくれます。
しかし競技ゴルフにOKは存在しません。
この入れて当然の、たかだか数十センチのパットというのが、めちゃくちゃ緊張します。
普段、いかに緩い雰囲気でプレーしていたのかということを実感させられます。
たまには思い切り緊張した中でプレーするのも面白い
仲間だけのゴルフも楽しいです。
しかし、競技ゴルフはエントリーする段階でピリッとした空気になりますし、当日は自分の実力を再確認できる場でもあります。
年に一度の健康診断ではないけど、定期的にはそういう緊張する場に身を置いて、思い切り緊張した空気の中でプレーするのも面白いものです。
思い通りにいかないし、実力をきちんと発揮できない場面が多々ありますが、その緊張感が病みつきになります。
充実したゴルフライフのために、年に一度は、競技ゴルフに参加してはいかがでしょうか?