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朝イチの練習グリーンでは5メートルサークルで4ラインの練習をしよう!

朝イチの練習用グリーンで、カップばかりを狙うようなパッティングの練習をしていませんか?

それも大切なことですが、5メートル以上のロングパットで距離感を調整する練習のほうが実際のラウンドで役に立ちます。

そこで、そのための練習方法をご紹介します。

傾斜のきつい半径5メートルサークルのパッティング練習エリアを選ぶ

まず、練習用グリーンで傾斜のきつい場所を選びます。

半径5メートルぐらいのサークルエリアを作り、その中心に模擬カップを置きます。

なぜ5メートルかと言うと、5メートルという距離は実際のラウンドではよくあるケースで、1パットで入る確率は限りなくゼロに近いと考えたほうがよく、無理にカップを狙うよりは距離合わせのほうが重要になる距離だからです。

模擬カップは、練習用グリーンに用意されているものでも構いませんし、ティーやボール、パターカバーなどを置いても構いません。

半径5メートルサークルの四方からパッティングし、半径50センチのサークル内に寄せる

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半径5メートルサークルの円周上、12時、3時、6時、9時の四方からパッティングし、半径50センチサークル内にボールが収まるように距離を合わせていきます。

傾斜のきつい場所を選んでいますから、四方からパッティングすると、下りライン、上りライン、フックライン、スライスラインが含まれてきます。

四方ではなく八方からならさらに良いですが、時間も限られるでしょうから最低限四方から4~5周ぐらいして、どの方向からでも半径50センチサークルにボールが収まるようにパッティングの距離合わせをします。

なぜ、残り50センチ以内なのかというと、残り50センチという距離は1パットで入る確率(1パット確率)がかなり高くなる距離だからです。

これが残り1メートルとなると、急激に1パット確率が下がってきます。

ゴルフ場のグリーンのアンジュレーションにもよりますが、実際のラウンドでは、1メートルの1パット確率はおそらく50%程度と考えたほうが良いでしょう。

上りラインのターゲットゾーンにボールが収まるように距離合わせをする

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上りラインのほうがカップインしやすくなるので、上りラインが残るようにターゲットゾーンを決めて、そのエリアにボールが収まるように距離合わせをします。

半径50センチサークル内で、上りラインのエリアは限られてきます。

そこのターゲットゾーンにボールが収まるように、ラインと距離合わせをすることがポイントになります。

ボールはその転がりの途中で、運が良ければカップインするかもしれない、という程度で考えます。

ですから、狙うのはカップではなく、ターゲットゾーンです。

10メートル以上のロングパットでは、せいぜい半径1メートルサークル内に収めるのがやっとになります。

残り1メートル以内を2パットにならないようにするには上りラインを残すことで、3パットを減らし、2パット以内の確率を上げるのに役立ちます。

ぜひ、一度試してみてください。