ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第68話】それは違うやろ〜
木曜日のお楽しみゴルフマンの第68話です。
間違って覚えちゃってることってあるよね〜。
【第68話】それは違うやろ〜
ゴルフにはいろいろな用語がありますが、けっこう間違って使ってたりする人がいます。
特に年配ゴルファーの方に多いですけどね~。
代表的なものは「オナー」。
前のホールで一番いいスコアだった人が次のホールで最初にティショットするわけですが、その人のことを「オナー(honor:名誉)」と呼ぶわけですが、これをおっちゃんたちは「オーナー(owner:所有者)」と言っちゃうんですよね~。
「このホールワシがオーナーやな~」みたいにね。
外国の人が聞いたら、このホールの持ち主かと思っちゃいます。
ま、意味は通じるので良いのですが、できれば正しく使いたいですよね。
あとはドラコンホールを「ドラゴン」って言っちゃうパターン。
「ドラゴン取ったよ~!」とか言っちゃったり。
それ「龍」ですから!
つま先上がりのことを「前足上がり」って言っちゃうのもありがちな言い間違いですよね~。
いやね、これもよ~く意味は分かるし、なんなら「つま先上がり」って言うよりも「前足上がり」って言うほうがパッと分かりやすいかもしれません。
だけどね、人には前足とかないからね。
前足あるのは動物だから。
でもこの表現、テレビ中継の時に解説のプロゴルファーとかも言っちゃったりするんですよね。
もう僕はあれが気になっちゃって仕方ないんですが、そんなことを気にしてるのは僕だけなのかな?
おっちゃんたちの言うゴルフ用語といえば、ダジャレっすよね。
誰が最初に言い始めるのか知りませんが、もうね恐ろしい数のゴルフダジャレってのが存在します。
とにかく毎ショットダジャレを言ってるおっちゃんもいますしね~。
ちょっとショットが噛んだ時は「神田正輝」。
池に入りそうだったり、OBになりそうだったときには「あわやのりこ」。
定番中の定番はバンカーに入ったときの「いや~んバンカー」・・・。
おそらくこれらのダジャレはもう何十年も言われ続けていて、最近の若い子なんかは「淡谷のり子」なんて知らないと思うんですよね。
なのでたぶん「この人は何を言ってるんだろう?」なんて思ってるかもしれません。
しかしね、ぼくは思うんですよ、こういう日本独特の文化はね、継承していかなきゃイカンのじゃないかと(文化か?)。
若い人たちは最近の有名人や最近の言葉に置き換えてゴルファーダジャレを引き継いでいってほしいもんです。
とりあえずは噛んだときの「神田正輝」が最近は「神田沙也加」と娘の名前に変わっているのを確認しております。
もっと新しいダジャレをどんどん生み出して、若いゴルファーのみなさんも恥ずかしがらずにどんどん使ってくださいね~!