ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第136話】マネジメント大事
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第136話です!
飛ばすだけじゃなくて、マネジメント大事ですよ~。
【第136話】マネジメント大事
ゴルフが上手い人とラウンドしたことがありますか?
上手い人って、もちろんショットが上手かったり、アプローチやパットが絶妙だったり、すごいですよね。
プロだってミスはするわけですから、当然アマチュアゴルファーはかなりミスをします。
でもね、上手い人っていうのは、そのミスの範囲が狭いんです。
この「ミスの範囲が狭い」ってのが結構ポイントだったりするわけ。
仮にグリーン右手前にバンカーがあるとします。
やはり上手い人でもアマチュアだとバンカーに入れると寄せワンの率が下がりますから、できれば入れたくない。
ってことで、ミスしてもバンカーには入らないようにするわけです。
左には曲がってもいいけど、絶対に右には行かないように打つ。
どっちにも曲がっちゃうってことになるとまったく計算ができなくなっちゃいますからね。
これができるようになってくると、大叩きってのは減ってくるもんなんですね。
その日のピン位置によってグリーンに乗らなくても、寄せやすいところと寄せにくいところってのがあります。
初めてラウンドするコースであれば、どこが寄せやすいかってのが分かりにくいかもしれませんが、いつもそういうことを考えながらラウンドしていると、だんだん外してはいけないところって想像できるようになってくるもんです。
例えばかなり奥に切られたピンに対しては、オーバーしちゃうと寄せが難しくなることが多い。
アプローチの落とし場所が狭いし、受けグリーンが多いので奥からだと下りのアプローチになるから寄る確率が低くなる。
そうするとショートはOKだし、右手前とか左手前も奥に外すよりはマシってことになる。
こういうマネジメントができてくるとゴルフってのは上達していくもんです。
ギア選びもマネジメントには役に立ちます。
これはクラブフィッターの鹿又芳典さんがよく言ってることなのですが、「死なないクラブ」があるとゴルフは楽になるんですな。
「死なないクラブ」ってなんでしょうか?
普通に考えたら、曲がらなくてOBになりにくいクラブのことかと思っちゃいますが、そうじゃないんです。
「死なないクラブ」は曲がったっていいんです、それが右なら右、左なら左にしか曲がらなければ良いわけなんですよ。
例えば、いつもフックばっかり出ちゃうっていうクラブがあれば、それは完全に「死なないクラブ」です。
だって絶対に左にしかいかないのだから、右にOBや池があるときに使えば、絶対にそういうところには行かないわけじゃないですか。
そういうクラブがバッグの中に入っていれば、コース戦略がとてもやりやすくなるわけ。
皆さんのバッグには「死なないクラブ」入っていますか?
今回はマジメな話しちゃったな〜。