Gride

http://www.abikogc.com/facility/

ライフスタイル

PAR RUSH 01

一つのダボから自滅していく!〜“いつも80台を目指すラウンド日記”第23回

今回は、名門「我孫子ゴルフ倶楽部」でのラウンドを振り返り、どこでつまずいたかを見てみます!

昨年の日本女子オープンで、畑岡奈紗が4日間ともに60台で、トータル20アンダーで優勝したことを思い浮かべ、そのすごさを実感してきました。

現在、我孫子GCはさらなるコース改造を行っており、その難しさが増すなのではないかと見てきました。

どのように変貌するのか? 楽しみです!

我孫子ゴルフ倶楽部の難しさはどこに!

赤星四郎・六郎両氏が設計した名門コース「我孫子ゴルフ倶楽部」は、昨年の日本女子オープンの舞台になったコースです。

テレビでご覧になった方も多いと思いますが、自然の地形をそのままに、アップダウンもあり、決して平坦なコースではなく、かなり難しいコースです。

時には短いホールもありますが、適度に距離もあります。

我孫子ゴルフ倶楽部の難しさは、何と言っても、バンカーの多さとグリーンです。

バンカーの数が半端ではないのと、グリーンのうねりが大きく、乗る場所によっては大変なパットが待っているというのが、これまでのラウンドでの印象です。

言うまでもなく、バンカーの多さとその配置に注意することが、コース攻略のポイントなのですが!

まず、我孫子のバンカーはグリーン回りばかりではなく、フェアウェイのバンカーが曲者です。

ティーショットでは手前のアゴが低く入りやすい半面、グリーンに向かってはアゴが高いので出し難いというのが特徴です。

従って、フェアウェイバンカーからグリーンに向かっては、長いクラブでは出せません。

ここで長いクラブを持つと餌食になります。我孫子でフェアウェイバンカーに入ったら、それはハザードだと観念して、1打罰というペナルティーになるという設計思想です。

また、グリーン回りのバンカーも数が多く、バンカーに囲まれているグリーンが多々あります。

加えて、我孫子のバンカーは砂質が柔らかいため、少しでも厚く入ると距離が出ないので薄く取る必要がありますが、これは“ホームラン”と紙一重です。

これがさらに難しさを倍増させています。

グリーンも大きい上に、うねりがあり傾斜のきついグリーンが、多くあります。

従って、乗っても安心できませんし、3パットの危険と常に隣合わせです!

我孫子ゴルフ倶楽部攻略の鍵は、「フェアウェイバンカーは絶対に避けること!」「グリーン回りのバンカーは入っても仕方なく、これを1回で脱出させること!」「距離を欲張らず手前にレイアップする勇気も必要」の3つです。

安定しないショットの中で、一つのダボをきっかけに自滅していき、最後は今年ワーストで愕然!

フェアウェイバンカーに注意し、グリーン回りのバンカーは入っても仕方ないという気持ちで、ボギーペースから2つぐらい潜れればと思い、アウトからスタートしました。

1番をボギーとして2番はバンカー越えのアプローチを少しオーバーしましたが、これが入りパーとして静かなスタートを切りました。

3番の長いショート(パー3)で左に引っ掛けアプローチが下りで止まらずグリーンエッジまで行きました。

ところがこのパットをオーバーして返しが入らず素ダボにしてしまったところから、狂い出しました。

次のミドル(パー4)もパーオンも3パットのボギーでガクッ!

その後も噛み合わないゴルフが続き、迎えた8番のティーショットを大きくミスして、林から出せずに無理を重ね、入れてはいけないフェアウェイバンカーにも入り、グリーンに上がった時には7オンでこのホールで痛恨の9を叩きました!

最終ホールを何とかパーで上がったものの、目標とはほど遠い48で、80台も危うい状況となりました。

後から振り返れば、3番のほぼ3パットに近い素タボが次のパーオンの3パットボギーにつながり、後半の大叩きになったと思っています。

自分で自分にプレッシャーをかけてしまった結果です。

後半、気を取り直してスタートして、前半は何とか我慢していたのですが…結果は最悪に!

後半は、何とか頑張りたい! と気を取り直してスタートしました。

10番は少しミスはありましたが、何とかボギーで通過して、11番のミドルは会心のショットでバーディー逃しのパー、12番のロングも辛うじてボギーとして迎えた13番のショートで、初心者のようなトップのミスショットで手前の池に吸い込まれました。

3打目を乗せたもののここから3パットして痛恨のトリプルを叩きました!

このショックが尾を引いて、14番のドライバーは左に引っ掛けて、そこからレイアップもせずにフックを打とうとしたら、真っ直ぐに飛んで15番のティークランドの脇へ打ち込みました。

お察しのとおり、そこから寄らず入らずのまたまたトリプルとなり、さすがに落胆は隠せませんでした。

“事件”はそれで終わらず、15番のショートはグリーン左のバンカーに打ち込み、やっと出ただけで、ここでまたダボとなりました。

3ホールで8オーバーはあまりにも痛すぎます!

しかし、そこから上がり3ホールは長いミドルが続きますが、いずれも花道へ運びました。

この日はパットが入らなかったこともあり、パーは取れませんでしたが、切り替えはできたと思います。

このハーフを49として、今年ワーストの97に終わりました(涙)。

帰りに150球の練習をして、どうなっていたのか!次回のラウンドに何を注意すべきかを確認!

getty

今日一日を反省して、安定しないショットを改善するために練習場に直行しました。

いつものことですが、アドレスをチェックして、ミスをしたクラブは何でミスしたのかを考えて、反省練習をしました。

これで、次回のラウンドですぐに結果が出るという訳にはいかないでしょうが、ダメだったことをそのままにしたくありません。

この努力がいつか報われると信じています!