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PAR RUSH 01
実力差は歴然!それは大きな壁?〜“いつも80台を目指すラウンド日記”第22回
実力派バリバリのシングル氏とのラウンドを通じて、改めてその実力差を痛感して、愕然としたラウンドの模様をお送りします!
振り返って、何が違うのか? どこをどのようにすれば、少しずつでも近づけるのかを考えます!
これから、上達を目指す皆さんにも参考になるかも??
目次
舞台は、申し分のないのコースが用意されました…
戦いの舞台は、レイクウッドGC・東コースです。
朝から晴れて、スタート時にはすでに半袖にベストという服装でこの上ない絶好のコンディションでした。
この日のメンバーはバリバリのシングルAさん、私と良い勝負のBさんのスリーサムです。
Aさんは、年齢は私よりも上ですが、学生時代から本格的にゴルフをやっていて、前にも一緒にラウンドして、その上手さは群を抜いていると、思っていました。
初夏のような陽気の中ですが、緊張感のあるメンバーの組合せでスタート!!
早速、ラウンド実況を始めましょう!
アウトの1番のミドルホール(パー4)は、Bさんがパーオンして、Aさんと私が3オンでしたが、ともに微妙な距離を入れて3人パーで発進しました。
これは、今日はメチャメチャ緊張感のあるラウンドになると思い、平常心を保つことを心に誓いました!
まず、状況が動いたのは、3番ミドルホールです。
Aさんのティーショットが大きく右へプッシュアウトして、2打目は出すだけとなり、入れごろのボギーパットが入らずダボとなりました。
一方、私は絶好の位置から2打目をプッシュアウトして、木の下で狙えずバンカーからの4打目は寄ったものの入らずダボとなりました。
次は5番のミドルで、Bさんがグリーン手前からのアプローチを直接カップインのバーディー、私もピンそばのバーディーチャンスをモノにしてバーディーを取りました!
Aさんはキックが悪くグリーンを外して惜しくもパーならずでした。
前半のヤマ場を終えて、上がりのホールで本領発揮!突き放される…
難しい5番、6番ホールを終わって、スコアはAさん+3、Bさん+5、私は+3という状況でした。
上がり3ホールは短いショート(パー3)、ミドルと最後がロング(パー5)です。
ここから、Aさんがいよいよ本領発揮して、エンジンがかかりました!
極めつけは、前半最後のロングホールで、ドライバーショットを左にミスしましたが、3打目を林の上を越してエッジからパーを取りました。
これは素晴らしいショットで、アイアンの自信とその高さをわかっているショットでした。
このホールをパーとして、4オーバーの「40」で上がりました。Bさんは6オーバーの「42」でした。
一方、私は上がり3ホールを4オーバーと崩れて結局7オーバーの「43」となり、突き放される形となりました。
途中まで食らいついていたのに本当に残念な結果でした。
やはり、最後はミスもありましたが、前半を振り返ると、パットの差だと思います。
きっちり入れるところは外さない、というAさんに対して、私は3パットが2回。
これですでに2打差となります。
後半は突風の中でスタート、ちょっとしたミスをなかったかのように安定したゴルフを展開していく!
昼食を食べて、後半のインがスタートしました。しかし、50分の昼食の間に天候は一変して、突風が吹き出しました!
完全にボールが風に持って行かれる状況でした。
この風の中でもスタートのティーショットでは、Aさん、Bさんともにフェアウェイをキープしましたが、私は風を計算したものの少し右に出すぎて、フェアウェイバンカーに入りました。
2打目は少しダフリましたが、ここから上手く寄せて他の2人とともにパー発進となりました。
11番で、Aさんが2打目をダフってグリーン手前のラフ、それがディボット跡でそこからのアプローチが少しトップして、このホールがダボになりました。
その後、少しスコアが動き、Aさん+4、Bさん+6、私+2で迎えた14番ハンディキャップ1のミドルホールで、はっきりと実力の差が出ました。
強烈なアゲンスト(向かい風)、やや上りのミドルホールで、私もBさんも左に引っ掛けて、私は1ペナ、Bさんも距離を残しました。
この後コーナーギリギリを狙った私の3打目をはやや右にふけて木に当たりOB、Bさんも左に引っ掛けてしまいました。
一方、Aさんはティーグラウンドで、「ここはロングのつもりで」と公言、その通りきっちりと3オンして、パーパットは惜しくも入らずのボギーでした。
私は、その後踏ん張りましたが、ダブルパーの「8」、Bさんは「7」でした。
最後まで、まったく緊張感を切らすことなく18ホールを終えた! このスコア差に愕然!
いよいよ、上がり3ホールの16番のミドルホールを迎えて、この時点でAさん+4、Bさん+6、私は+7となっていました。
ここからのAさんの集中力はやはり違いました!
さて、この上がり3ホールをAさんは+1、Bさんは+6、私は+4として、結果はAさん「81」、Bさんは「90」、私も「90」となりました。
所詮、勝てる訳がない実力者ですが、Bさんも私も途中までは、何とか食らいつき少しはAさんに危ないと感じさせることはできましたが、最終的には「9」打差という大差がつきました。
今日一日を振り返り…
★Aさんのアイアンは、縦の距離感が抜群で横のぶれは多少ありましたが、グリーンの上についてしまうことはほとんどなく、手前のエッジからのパターの距離感も素晴らしいものがありました。
★ダボを叩いたホールでは相当悔しがっていましたが、その後は涼しい顔で淡々とプレーを続けて、パターで狙いにいって、3パットになるようなことはありませんでした。
★今日のAさんは、パットがわずかながら読みが合わず、ボール半個分外れることがありバーディーが取れませんでしたが、それでもこのスコアですから、バーディーパットが少しでも入っていたら、もっと差は広がっていたと思います。
★安定したドライバー、切れのあるアイアン、確実に寄るパット、そして守るホールと攻めにいくホールのメリハりと、その技術そして姿勢は学ぶものがたくさんありました。
私は、時にはこのコースで良いスコアも出ますが、それは偶然のことであって、Aさんとの実力は、アマゾン川ほどの差がある、と感じたラウンドでした。
もっともっと上達のために、為すべきことたくさんあり、それは遠い遠い道程だと感じました!
でも、その努力をあきらめたら、それでおしまいです!
あきらめずに課題をクリアしていきます!