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珠玉のゴルフ番組が続く!日曜日の朝はBSジャパンを観よう!

日曜日の朝、ゴルフ好きにはたまらない番組がBSジャパン(テレビ東京系)で立て続けに放送されます。

最近ではラウンドは極力土曜日にし、前日の反省を胸に日曜日は家でテレビを観るようにしています!

7時30分~『ゴルフ交遊抄』

朝7時30分~の30分番組です。

ゴルフ好きな有名人・著名人が、自身と仲の良い方とゴルフをしながら、お互いの人生観だったり、仕事だったりについて語る番組です。

サラリーマンからシニアプロ入りした田村尚之プロがゲストの悩みを解決するコーナーもあります。

ゴルフだけじゃなく、財界のトップの方も出演されて、お互いの経営ポリシーのようなものを語り合うシーンがあるんですが、どんな分野でも、トップまで登り詰めると同じようなこと言ってるんだなぁ、と感心させられます。

ちょうど1年前くらいですかね。

セイコーHDと東京海上HDの両CEOが絡む回があったのですが、会話がすごい次元で噛み合っていて、ゴルフよりも2人の会話に見入ってしまいました。

8時~『ゴルフ侍、見参!』

8時~の1時間番組です。

そのゴルフ場に所属しているアマチュアゴルファー(ゴルフ侍)が、自身のホームコースでシニアプロゴルファーと1対1のマッチプレーで勝負に挑む番組です。

知り尽くした自分のホームコースで、シニアプロを相手に、どう戦うのか毎回楽しみにしています。

ヘンテコなスイングで、プロに勝っちゃうような人もいますし、大勢のスタッフの前で、明らかに緊張してまったく実力を出せないような人もいますよね。

「良いスイング=良いスコア」とも限らないし、メンタルの強さとか、いろんな要素が噛み合っているし、この番組を観ていると、ゴルフって本当に奥が深いと思わされます。

最近では元ヤクルトの古田敦也さんが出ていて、プロ顔負けのスイング・飛距離で、芹澤大介プロを圧倒して勝っちゃいました。

元野球選手の身体能力を見せつけられましたし、古田さんの場合は、単純にカメラ慣れしてるっていうのも大きかったと思います。

古田さんに限らず、こういうゴルフ番組に元プロ野球選手がよく出演しますが、その度に思うのが身体の大きさです。

単純な身長もそうですし、身体の厚みがゴルファーとは全然違いますよね。

今はゴルファーのアスリート化が進んでいますが、日本のゴルフ界はこの辺りちょっと遅れてるな、と感じていますし、身近にいるプロ野球に学ぶことはいっぱいあると思う、今日この頃です。

9時~『ゴルフ宮里道場 ゲームの決断』

宮里三兄妹の長男、宮里聖志がホスト役になって、ゲストに迎えるツアープロとラウンドしながら、 プロの「判断力」「技術」について徹底的に解説する番組です。

プロの超絶的なテクニックはもちろんですが、一番参考になるのは、場面に応じた状況判断ですね。

出演するプロ全員に共通して言えるのは、考え方がすごくシンプルなのと、ある種の諦めも早いことです。

ここから打つのは無理だから、次の一打をどう打つのか、という風に瞬時に切り替えるのがすごいと思ってしまいます。

例えば、とあるパー5のホールで残り50ヤードのバンカーショットをどうやって打つのかというテーマがありました。

その時に出演していたシニアツアーで大活躍中の米山剛プロは、「こんなところにあるバンカーなんて入れないから、打ったことないよ」と平然として答えていました。

プロでも残り50ヤードのバンカーショットは難しいということの象徴的なシーンでしたが、聖志プロとの雑談の中では、ティーショットを林に入れて、セカンドショットが想定以上に転がるとか、ミスが2回続かない限りは、入れないって言ってました。

絶対にバンカーには届かないクラブでもう少し距離を残すか、入る可能性を100%排除して逆サイドに打つかのどっちかだと。

ちなみに米山プロは9番アイアンを短く持って、クリーンに打つ打ち方を選択して寄せていました。

テレビで学べることもいっぱある

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少し前まで、土曜日の朝に、地上波のテレビ東京系列で放送されていた、『ゴルフの神髄』も大好きな番組でしたけど、残念ながら終わってしまいましたね。

また、復活してもらいたいです。

練習場で何も考えず、一心不乱に何百球も打つよりも、状況に応じて、ゴルファーがどういう判断を下して、どういうボールを打つのかを見るほうが何倍も勉強になります。

日曜日の朝7時半~9時半までの2時間は、テレビに釘付けになってもおかしくないくらい、本当に内容が充実しているので、ぜひ参考にしてください!