ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第55話】終わりよければ・・・
木曜日のお楽しみゴルフマンの第55話です。
思い通りのショットってなかなかできないもんですよね〜。
【第55話】終わりよければ・・・
ゴルフってのは毎回いろんなシチュエーションからボールを打つわけです。
つま先下がりや左足上がり、ラフに沈んでいるボールもあれば、ベアグラウンドの時だってあります。
練習場で打つように真っ平らできれいなライから打てることのほうが少ないわけ。
そんな時にどういうふうに打つのが良いのかって引き出しをたくさん持っているのが上級者ってことになるんでしょうね。
でもね、ゴルフってのは上手く打ったから必ず良い結果になるとは限らないところが面白いところ。
逆に言えば、ミスショットだって結果が良ければそれで良いわけですよ。
ゴルフでよく言う「結果オーライ」ってやつ。
めちゃトップしたアプローチがガシャーンってピンに当たって入っちゃったりとか、ダフったのに下り傾斜に当たってちょうどピンそばに寄ったりとか。
けっこう恥ずかしいけど、ちょっとうれしいみたいな。
ま、僕たちアマチュアなんてそうそう思い通りのショットなんてできないんだから、ラウンド中は「結果オーライ」の連続と言ってもいいんですけどね。
ショットはもちろんのこと、パットだって思った通りに打ててることなんてあまりないんじゃないの?
そもそもラインがちゃんと読めてるのかって話ですよ。
フックラインでボール1個分曲がると思って打っても「あ、引っかかって真っすぐ行っちゃった」みたいな事は多々あるわけです。
なのにボールはそのまままっすぐにコロコロと転がり、見事にカップインとかね。
これはライン読みのミスの上に、パットもミスしてるわけで、ダブルミスなんだけど結果的にはカップインしてるわけ。
自分的には打った瞬間に「ミスした」って思って「引っ掛けた〜」とか「ダメだ〜」とか言って歩き出しちゃったりするんですが、ボールはど真ん中からカップイン。
これってかなり恥ずかしいのよ。
ボクはけっこうこれやっちゃうタイプなので、何度も恥ずかしい思いをしてます。
とりあえずミスったと思っても声に出さずに、結果がよかったら「よっしゃ!」と言っておけば、同伴者にはミスったことを気付かれないんですけどね。
これからはそういう訓練をしていこうと思います(その前に練習しろって話ですがw)。
結局は「結果オーライ」だろうがナイスショットだろうが、ゴルフは上がってナンボですから、パーはパーなのですよ。
スコアカードには「結果オーライのパー」とか「お手本のようなパー」とか書かないもんね。
なので「結果オーライ」も実力のうちって考えて、ゴルフを楽しみましょー!