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ここ一番の勝負強さを発揮するために緊張をほぐす方法

このパターと決めればコンペで優勝できる。ロングホールのティーショットで出来るだけ遠くに飛ばせば優位にプレーできる。

そんなときに緊張しすぎて自分の本来の力を発揮できなかったことありませんか?ここではどんな状態でも簡単に緊張をほぐすことができる方法を紹介します。

呼吸を整えて緊張をほぐす方法

緊張しすぎているなと感じたときにまずすべきことはしっかりと呼吸をすることです。

緊張することで普段通りに呼吸できず、それによってさらに緊張するという悪循環に陥ることがあります。

「緊張したら深呼吸」と言いますが、ここではさらに効果のある呼吸の方法を紹介します。

自然な呼吸を心がけて、息を吐くときだけゆっくり時間をかけて吐いてください。

肺の中の空気をすべて出し切るようにゆっくりと吐き出すことで、肺に新しい空気が入りやすい環境にするのです。

緊張しそうな場面では「ゆっくりと息を吐く」と覚えておきましょう。1そのとき腹式呼吸にすると、さらに緊張をほぐすことができます。

体を動かすことで緊張をほぐす方法

緊張して失敗するのは脳からの信号が筋肉に上手に伝わっていないからです。

緊張することで体の筋肉に「備えろ」という信号が伝わり、筋肉はどんなことが起きてもいいように力んでしまいます。

緊張したときはこの力みを取って緊張をほぐす必要があります。

ゴルフ場でしたら何度か素振りをしてみるのも効果的ですし、グリーン上でなければその場で何回か軽く上下にジャンプすることでも筋肉はほぐれていきます。

緊張しているなと感じたときは、意識して体を動かしてほぐす方法を試してみましょう。

手のツボを押すことで緊張をほぐす方法

緊張をほぐすのに手のツボを刺激することも効果的なひとつの方法になります。

手のひらの真ん中にある「労宮」と呼ばれるツボは、ストレスを解放する効果があるツボです。

このツボを押すことで血行が良くなり、緊張した体を緩めてくれます。

ツボ押し用のグッズを使えるといいのですが、ラウンド中に持ち歩いていないでしょうから、自分の指で強めに押すようにしてください。

5〜10回押すだけで、ゆっくりと緊張が溶けていくことがわかるはずです。

ゴルフ場での緊張をほぐすのにガムはNG

緊張をほぐす方法としてガムを噛むことを推奨する人がいます。

実際に緊張がほぐれる効果があることが多いですが、マナーとしてプレー中のガムを気にする人がいます。

ガムを噛みながらゴルフをすることがマナー違反かどうかは様々な議論がありますが、一緒に回る人を不快にさせないことが本当の意味でのマナーです。

緊張をほぐしたいという理由だけでプレー中にガムを噛むのは避けるほうが無難です。

みんなが気持ちよくプレーするために協力しあうこと。これがゴルフのマナーの基本です。

ここ一番で自分の弱さが出てしまう人や、緊張のあまり自分を見失ってしまうような人は、意識して呼吸を整えたり、体をほぐすような動きを普段から取り入れるようにしてみましょう。

リラックスするのも技術と経験が必要です。いきなり大事な場面でリラックスしようと思っても、さらに緊張を招くだけですから、日常生活の中で緊張をほぐす習慣を身につけてくださいね。