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簡単で型崩れナシ!自宅でできるキャップやサンバイザーの洗い方
ゴルフではキャップやサンバイザーが必需品です。
ルールでキャップやサンバイザーをかぶらなければならないという規定はありませんが、ドレスコードやマナーとしてそれら帽子の着用を定めているゴルフ場も少なくありません。
キャップやサンバイザーをかぶることには、直射日光を避けるという目的はもちろん、飛んできたボールから頭を守るという役割もあります。
そんな、ラウンドで毎回使用するキャップやサンバイザーですが、気付いたら汚れが目立っているということ、ありませんか?
ゴルフのラウンドでは長い距離を歩いたり走ったりしますので、夏はもちろん、涼しい季節でも、思った以上に汗をかいています。そんな汗を大量に吸ったキャップやサンバイザーは、できることならすぐにでも洗ってしまいたいもの。
そこでここでは、自宅で簡単にできるキャップやサンバイザーの洗い方についてご紹介します。
目次
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- キャップやサンバイザーは自宅で洗える?
- 帽子についている洗濯表示を確認しよう
- 色落ちしないかのチェックは事前に行おう
- ワッペンやリボンなどの装飾品は外しておこう
- キャップやサンバイザーを洗う時に準備するもの
- キャップやサンバイザーを洗う前にしておくこと
- 手洗いする場合のキャップやサンバイザーの洗い方
- 乾燥時の型崩れ防止には「ザル」の利用がおすすめ
- 洗濯機を利用する場合のキャップやサンバイザーの洗い方
- 「ボールキャップバディー」という製品も便利
- 皮脂汚れには固形石鹸
- ファンデーションが付着した場合はクレンジングシートで
- 洗えないキャップやサンバイザーの応急処置方法
- キャップやサンバイザーを洗う頻度はどれくらい?
- なかなか洗濯ができない時には消臭剤を使おう
- キャップやサンバイザーはこまめな手入れで長く使える
キャップやサンバイザーは自宅で洗える?
キャップやサンバイザーを、一度も洗ったことがない……。もしかしたら、そんな人もいるのではないでしょうか?
ラウンドで使用したキャップやサンバイザーは、使ってそのままにしておくと、変色してしまったり、異臭を放ったりしてしまいます。
見た目にも清潔感が欠け、楽しいラウンドで、同伴者にも不快な思いをさせてしまうかもしれません。
何より自分自身、気に入って購入したキャップやサンバイザーであれば、いつまでもきれいな状態で長く使いたいですよね。
そんなあなたに朗報です! 実はキャップやサンバイザーは、自宅で簡単に洗うことができます!
今までキャップやサンバイザーは自宅で洗えないと思っていた人、洗いたくても洗い方がわからなかったという人も、これからご紹介する方法で、しっかりと手入れをしていきましょう。
帽子についている洗濯表示を確認しよう
ゴルフで使用するキャップやサンバイザーは、多くはポリエステルや綿素材が使われているため、Tシャツなどと同様の考え方で洗えるものが多いようですが、すべての帽子が自宅で洗える、というわけではありません。
自分の持っている帽子が洗濯できるかどうかは、それぞれの洗濯表示を必ず確認するようにしてください。
洗濯マークや、「手洗い」と表記されているものであれば、自宅で水洗いしてお手入れができるものです。
一方、洗濯マークに大きく✕(バツ)印が描かれていれば、家庭での洗濯ができないものになります。
「W」や「P」や「F」と、アルファベットの書かれているものがありますが、それらはクリーニング店など専門業者に向けた表示で、家庭で洗濯ができるかどうかの表記とは違います。
あなたの持っている帽子は洗濯が可能なものでしたか?
今後帽子を購入する時は、洗濯表示の確認をして、家庭で洗えるものを選べば、日頃のお手入れがしやすくなりますね。
色落ちしないかのチェックは事前に行おう
キャップやサンバイザーなどの帽子を洗濯する時に、色落ちがしないか気になるという人も多いことでしょう。
特にお気に入りの帽子であれば、色落ちしてしまうことで色合いや風合いが変わってしまい、悲しい思いをしてしまうことも。
そんなときは、色落ちしないかどうか、事前にチェックしておきましょう。
方法は、帽子の生地に、洗剤の原液を直接つけ、数分後経ったあと、白い布で軽く叩くだけ。
仮に色落ちしてしまった場合、その部分が薄くなってしまいますので、裏側など、目立たない部分で行うようにしてください。
白い布に色が移ってしまう場合は、少し濡らしただけでも色むらが出てしまう可能性が高いので、自宅での洗濯は避けたほうが無難です。
ワッペンやリボンなどの装飾品は外しておこう
キャップやサンバイザーには、ワッペンやリボン、シールなどがついていることもありますね。
それらの装飾品は、洗濯中に破損や紛失をしてしまう可能性がありますので、できるだけ取り外しておきましょう。
洗濯して乾燥まで終わった後に再度つけ直せば、元通りに使用できます。
装飾品がボタンやファスナーで脱着できず、細い糸で帽子に縫い付けられている場合は、細心の注意を払って洗濯をするか、自宅での洗濯はあきらめ、クリーニング店などに相談してください。
キャップやサンバイザーを洗う時に準備するもの
□中性洗剤
□洗面器
□バスタオル
□歯ブラシ
□ガムテープ
□洗濯ネット(洗濯機を使用する場合)
キャップやサンバイザーなどを洗う時に準備するものは、以上です。
意外と少なく、しかもこれなら特別に買う必要なく、家にもあると感じた方も多いのではないでしょうか?
ちなみに中性洗剤とは、「エマール」などのおしゃれ着用洗剤がこれに当たります。
もし該当するものがない場合は、食器用洗剤を使用しても問題ありません。まず、これらのものを用意しましょう。
キャップやサンバイザーを洗う前にしておくこと
さて、キャップやサンバイザーの洗い方をご説明する前に、きちんと下準備することが大切です。
下準備とは、キャップやサンバイザーについたゴミを取り除くことです。
初めに歯ブラシを使い、帽子の表面をこすり、帽子に付着した小さな汚れを浮き上がらせてください。浮き上がってきたゴミは、ガムテープで丁寧に取り除きましょう。
ゴルフは自然の中で行うものですので、知らず知らずのうちに小さな砂やほこりなどがキャップやサンバイザーに付着し、自分で見た以上に汚れていることが多いです。
この下準備をするかしないかで、キャップやサンバイザーの洗濯後の仕上がりが大きく変わってきますので、面倒ですが手を抜かずにゴミ取りを行いましょう。
手洗いする場合のキャップやサンバイザーの洗い方
下準備が終わったら、いよいよ洗濯です。
キャップやサンバイザーは、手洗いが良いと言う人も多いですが、洗濯機使用可能の表示があるものであれば、洗濯機で簡単に洗えます。
ここでは手洗いする場合と洗濯機を利用する場合の洗濯方法についてご紹介していきます。
まずは、手洗いする場合です。
洗面器に中性洗剤とぬるま湯を入れ、溶かしたものを用意します。
その液体に帽子を入れ、優しく押し洗いしていきましょう。
つばの部分は特に変形して型崩れを起こしやすいため、折り曲げないよう注意が必要です。
良く押し洗いした後は、洗面器の水を2〜3回交換しながら、洗剤残りがないように、しっかりとすすぎます。
洗剤がしっかり落ちたところで、バスタオルに包み、こちらも型崩れに注意しながら、水気を拭き取ります。これで、手洗いは完了です。意外と簡単ですよね。
乾燥時の型崩れ防止には「ザル」の利用がおすすめ
キャップやサンバイザーを手洗いした後は、できるだけ陰干しで乾かすようにしてください。
生地の種類にもよりますが、キャップやサンバイザーは思った以上に紫外線に対して弱く、日光に当てて乾かすと色あせてしまう可能性があります。風通しの良い、日の当たらない場所に干すことを覚えておきましょう。
このとき、靴下を吊るすように、洗濯バサミでキャップやサンバイザーを挟むという人もいますが、乾燥後の型崩れの原因にもなりかねません。
キッチンにある「ザル」を頭に見立ててキャップやサンバイザーをかぶせておけば、型崩れ防止に役立ちます。
形が丸ければなんでもいいというわけではなく、ちゃんと風が全体に通るよう、メッシュ状のざるを選ぶことがポイントです。
洗濯機を利用する場合のキャップやサンバイザーの洗い方
次に、洗濯機を利用する場合です。
キャップやサンバイザーはただ洗濯機に突っ込んで洗ってしまうと、色落ちや型崩れを起こしかねません。
このとき、100円均一ショップなどでも簡単に手に入る、「洗濯ネット」を使いましょう。
洗濯ネットは、傷みやすい衣類をダメージから保護したり、衣服同士の絡まりを防いだりといった効果があります。下着やおしゃれ着を洗う際、普段から使用している人もいると思います。
この洗濯ネット、衣類だけでなく、帽子にも同じ効果が期待できます。
キャップやサンバイザーを洗濯ネットに入れ(キャップは裏返して)、「ドライコース」か「手洗いコース」を選び、洗濯をスタートさせましょう。
通常のコースを選んでしまうと、水流が強く、帽子にダメージを与えてしまいます。水流の優しいコースを選びつつ、脱水時間は極力短めに設定してください。
型崩れが心配という人は、脱水せず、洗い終わった帽子をバスタオルに包んで水分を取る方法がおすすめです。
洗濯機の場合、全部自動でできてしまうので、脱水まで終わった後は乾かすだけ。こちらもとても簡単ですね。
「ボールキャップバディー」という製品も便利
特別な道具は必要のないキャップやサンバイザーの洗濯ですが、「ボールキャップバディー(Ball Cap Buddy)」という、キャップ専用のアイテムが販売されています。
キャップを骨組みにしたかのようなこの商品。使い方は、上下に骨組みを開き、間にキャップを挟み、閉じるだけ。
これで、型崩れの心配なく、洗濯機にかけ、洗濯が終わったらそのまま乾燥させましょう。
「ボールキャップバディー」があれば、ザルを用意することもありません。
ただし、この製品のつばの部分はフラットの設計のため、つばがカーブしているデザインのキャップだと、上手くはまらない可能性があります。購入の際はそのあたりを注意する必要がありますね。
皮脂汚れには固形石鹸
手洗いと洗濯機でのキャップやサンバイザーの洗い方をご紹介しましたが、洗った後の帽子を見て、落ち切っていない皮脂汚れを発見してしまったこと、ありますよね。
プレー中に身体が出た「皮脂」が帽子に付着し、酸素に触れることで酸化し、黄ばみとなって現れます。
この「皮脂汚れ」、実はとっても頑固なんです。
通常の洗濯方法で落ちない皮脂汚れには、直接固形石鹸をその部分に塗り込んで、歯ブラシでこする方法がおすすめ。
それでも落ちない場合は、重曹とお酢、重曹とクエン酸、酸素系漂白剤とセスキ炭酸ソーダなど、それぞれを使用する方法があります。
特に、帽子の髪の生え際と接する部分には皮脂汚れが付きやすいため、こまめなケアを心がけていきましょう。
ファンデーションが付着した場合はクレンジングシートで
女性で悩みがちなのが、キャップやサンバイザーのファンデーション汚れではないでしょうか?
お気に入りの帽子にファンデーションが付いてしまうと、特に白系の色であれば目立ちますし、悲しい気持ちになりますよね。
けれど、安心してください。帽子のファンデーションは、クレンジングシートで叩くようにすると、きれいに落ちてくれます。
クレンジングシートでファンデーションを落とした後、手洗いや洗濯機で洗えば、キャップやサンバイザーはしっかりと蘇りますよ。
また、そもそもファンデーションでキャップやサンバイザーを汚したくない! という人は、帽子の裏に、「汚れ防止シート」を貼ることがおすすめ。
使い捨てタイプのものや、洗って再利用できるものもありますので、自分の使いやすいものを選んで使用してみましょう。
洗えないキャップやサンバイザーの応急処置方法
洗濯可能な表示のキャップやサンバイザーは、今までご紹介した方法で、きれいに手入れができます。
しかし、洗濯不可の帽子の場合はどうでしょう? 基本的にそれらの帽子は、クリーニング店などの専門店に相談が必要です。
けれど、明日使いたいキャップやサンバイザーに汚れを発見してしまった場合、そうも言っていられませんよね。
これらの帽子の汚れへの応急処置としては、まず、手洗いや洗濯機を使用する前に行った事前準備のように、キャップやサンバイザーの細かな汚れを歯ブラシで浮き上がらせ、ガムテープで除去します。
帽子の生地によって、ガムテープを使用しては毛羽立ってしまう場合は、ガムテープは使用せず、汚れを軽く振り落とすなどの処置に変えましょう。
そして、水に濡らして固く絞ったタオルで、キャップやサンバイザー全体を拭きます。
これをしてみて、どうしても気になる汚れがあった場合には、中性洗剤を薄めたものをタオルに染み込ませ、固く絞ったあと、汚れの部分を拭いてみてください。
汚れが取れた後は、風に当てて乾燥させれば完了です。あくまで応急処置の方法ですが、試してみてください。
キャップやサンバイザーを洗う頻度はどれくらい?
キャップやサンバイザーの洗い方をご紹介してきましたが、果たして、どれくらいの頻度で洗濯を行えば良いのでしょうか?
大切な帽子だからと、使用するたびに水洗いしてしまうと、型崩れを起こしやすく、段々と色落ちしてしまう可能性もあります。
ゴルフで使用して大量の汗をかいたという場合には、その都度の洗濯をおすすめしますが、そうでない場合、汚れが特に目立たないという場合は、3ヶ月に1度くらいの頻度で十分と言えます。
また、同じキャップやサンバイザーを連続使用しないことも、長持ちさせる秘訣。
何点か帽子を所有しておき、ゴルフウェアに合わせて変えていくことで、それぞれの使用頻度が少なくなり、帽子へのダメージが減ります。
なかなか洗濯ができない時には消臭剤を使おう
そろそろ帽子を洗いたいのにどうしてもすぐに洗えない、明日も使わなきゃいけない。そんな時の強い味方が「ファブリーズ」などのスプレー型消臭剤です。
帽子全体にスプレーを吹きかけておくだけで、汗の匂いを取ることができます。
これはキャップやサンバイザーに限らず、他のウェアやバッグでも使えるテクニックです。
しかし、一時しのぎでしかありませんので、時間がある時は上記の洗濯方法できれいにするように心がけてください。
小型の除菌スプレーを持っておくと、ラウンドの合間でもニオイ対策ができますのでオススメです。
キャップやサンバイザーはこまめな手入れで長く使える
キャップやサンバイザーを一度も洗ったことがない人、洗いたくても洗い方がわからない人に向けて、手洗いと洗濯機を使った場合、2種類の方法をご紹介しました。
どちらも意外と簡単で、型崩れを防ぎつつ、お気に入りの帽子をきれいに維持することができます。
これらの洗濯方法では落ちない頑固な皮脂汚れやファンデーション汚れも、少しのテクニックを使えば一安心。本当ならクリーニング店におまかせの洗濯不可の帽子にも、応急処置が可能です。
キャップやサンバイザーは、使って終わりではなく、こまめな手入れをすることで、長く利用できるアイテム。ぜひ、細かな汚れも見逃さず、きれいな帽子でゴルフのプレーを楽しんでくださいね。