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ライフスタイル

飛太郎

QOLシリーズ7【休息】編

こんにちは! 飛太郎です。

QOL向上シリーズ、今回は「休息」についてお話しします。

このマッタリお昼寝する柴犬さん、可愛いっすね~♪♪♪ 飛太郎、柴犬大好きです!

ってすいません、そうではなくて(汗)。

今回のテーマの「休息」ですが、これが本当に大事です。鍛えるだけがトレーニングじゃありません。

トレーニングをしばらく継続すると表れる「ある変化」を元に、この休息がどんな役割を持つか、そしてどのくらい必要かをお話ししていきます!

3か月のトレーニングを経ると、表れる好転反応。

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今はまだ数少ないクライアントさんにも友人にも、僕が必ず勧めている事があります。

それは、「トレーニングにしろダイエットにしろ、どうか3カ月だけ頑張ってみて下さい」という事。

なぜなら、人間の身体はトレーニングを継続して行うと、3カ月前後で一つの分岐点を迎えるからです。

それは肉体の変化、見た目の変化です。

これは初心者さんであればあるほど、大きな変化が見て取れる事でしょう。

そして、その3カ月の期間を経ると、多くの方が本格的に「トレーニー」へと変貌します。

つまり、肉体に表れる好ましい変化に魅了され、その後もトレーニングを続けるようになる、という事。

ですから僕は、どんなに飽きっぽい人にでも「3カ月やってみましょう」と勧める訳です。

※逆に3カ月継続できない方の多くは、残念ながらその後も「やったりやらなかったり」になりがちです。

しかしここで、大きな問題が生まれるのです。

オーバーワークは逆効果!身体は「休息」を求めています!

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さて、その大きな問題とはなんでしょう。

それは、初心者さんが最も陥りやすい「オーバーワーク」です。

あまりにも肉体の変化・成長がうれしくて、ついついメニューを守らずに負荷を大幅に増やしたり、「毎日トレーニングをする」というパターンに陥る事。

バーベルなどのウェイトトレーニングでは、肉体のキャパを遥かに超える重量にチャレンジしてしまったり・・・。

これは、特に男性の方にとても多く見られる傾向です。

今までできなかった事が、ある日を境にできるようになるという喜び。

それもトレーニングが僕たちに与えてくれる一つの「ギフト」ではありますが、そのギフトを「もっと、もっと」と急激に求めてはいけません!!

それをしてしまうと、身体が発する「休みたい」という信号を無視する事になり、ケガや故障、さらにはもっと辛い事が起きかねません。

ストイックなのは確かに素晴らしい事ではありますが、人間の身体には「休息」が最も大事と言っても過言ではありません。

オーバーワークは、百害あって一利なしです。

ましてやQOLの観点からは、禁忌と言えると僕は実体験から断言します。

何度も申し上げて恐縮ですが、身体作りには「運動・栄養・休息」の三本柱が不可欠であり、そのどれもが欠けてはいけないのです。

トレーニー上級者の常套句には、「休息もトレーニングのうち!」というものがあるくらいですよ。

では最後に、休息期間の目安をお伝えして締め括りますね♪

キーワードは「中二日」!でも、部位によって必要な期間も変わります。

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トレーニングを行う事で、筋組織は破壊されます。

そうする事で血液中の代謝物質の濃度が上がり、成長ホルモンが分泌され、疲労や損傷から回復するよう働きかけ、さらなる発達を遂げます。

それを一般的に「超回復」というのですが、そのために必須なのが「休息」なんです。

では、その回復に要する休息期間はどれくらいでしょう?

一般的には「48時間~72時間」とされ、表題の「中二日」というのがそれに該当するキーワードになる訳です。

しかしこれでは、ずいぶん漠然としていますね(笑)。

ここでより詳細にご説明しておきたいのは、部位によって休息期間も変わるという事。

大きな筋肉は回復に時間がかかり、小さな筋肉は回復が早いという性質があります。

例えば大胸筋や広背筋には72時間、脊柱起立筋や大腿四頭筋には96時間かかると言われる一方で、前腕・腹筋・ふくらはぎなどは24時間で回復すると言われています。

同じ筋肉でも、これだけ部位によって回復に要する時間が変わってきます。

よりハードなトレーニングを積まれる方は、そういった事にも十分配慮して行う必要がありますね。

ですが、僕がオススメしている「QOL向上」を目的としたワークアウトくらいであれば、表題の「中二日(48時間)」の休息を取れば十分かと考えてます。

もちろん、休めば休むほど良いという訳ではありませんよ!

せっかく目覚めた神経系が眠ってしまわないように、休息を挟んだらまた再開しましょう♪

それではまた! 飛太郎でした。