ゴルフマン【第41話】本で読んだやつ

木曜日のお楽しみゴルフマンの第41話です。

ちょっとできそうなワザって試したくなるもんです。

プロが使うワザってありますよね。

300ヤードぶっ飛ばすとか、ドローで木を避けてグリーンに乗せるとか、バックスピンでキュルキュル戻すとかって、テレビで観ててもすごいな〜なんて思うわけですが、あんなもん僕たちのパワーや技術ではなかなかマネのできるもんじゃないです。

ロブショットとかなら、なんとなく真似してみたら「ちょいロブ」みたいな感じのは打てたりしますが、そりゃたまたまそれっぽいものが打てただけで、ピンに絡むわけじゃない。

でも、なんだかちょっとうれしかったりするもんです。

失敗してダルマ落としになっちゃうことも多いですが。

そういう僕たちでもできるかもしれない小技って雑誌とかにやり方が書いてあるじゃないですか。

テレビでプロがやってるのも見たりするし。

そういうのって次のラウンドで使えそうな場面が来たら試したくなるもんです。

よくアマチュアがやりがちなのがユーティリティとかフェアウェイウッドでのアプローチね。

ちょっとグリーンまで距離があったり、逆目のライだったりしたら「おっと、ここはユーティリティでのアプローチが有効なんじゃないの〜」ってなことで、ついついやっちゃいます。

特に全英オープンとか観たあとのラウンドでやりがちです（笑）。

まぁパターと同じような感じで打てば良いわけだし、ソールも滑ってくれるからそんなに難しい技術ではないと思うのですが、距離感がなかなか合わないのよ。

やっぱパターよりもユーティリティとかのほうがフェースの弾きが良いもんだから、慣れない人はほぼ大オーバーしちゃう・・・。

やっぱああいうのもアプローチ練習場でちょっとやっておくとかして、距離感に慣れておかないと難しいもんなんです。

今回のマンガに出てくる「ウェッジの刃でチョン」みたいなやつだって、まあまあ簡単そうに見えますが、やってみるとけっこう難しいのよ。

ちゃんと刃でボールの赤道あたりを打ってやらないとダメなわけで、ちょっと下だとポソッてなるし、上だと全然転がらなかったり、逆にトップスピンかかっちゃってめっちゃ転がったり・・・。

やっぱなんでもちょこっと練習しておかないとダメみたいですね。

プロだって練ランの時にいろいろな場面を想定して、遊び感覚で練習したりしてるらしいからね。

ま、アマチュアの場合、グリーンに近いところはとりあえずパターで打つ「パタローチ」が一番無難なんじゃないっすかね。

カッコ悪くたって「上がってナンボ」ですからね〜。