ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第38話】池越えホールでの悩み
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第38話です。
池越えのパー3って悩みますよねいろいろと・・・。
【第38話】池越えホールでの悩み
池越えのパー3って緊張しますよね。
たとえそれがピッチングウェッジくらいの距離のホールでもなかなかの緊張感です。
もしも池がなければ楽々乗せられるような距離でも、手前に池があるだけでプレッシャーが襲ってきます。
大ダフリしなければ入らないような池でも気になって仕方がない。
仮に池に入れたって1打罰だし、OBみたいにその場から打ち直しではなく、池の縁のあたりまでは進めるわけだからスコア的なダメージはそんなに大きくないんだけど、やっぱ池って入れたくないよね。
なぜなんでしょうか?
ボールがなくなるってのが精神的に大きいんでしょうかね?
やっぱボールってけっこう高いもんね。
もしほぼ新品の結構いいボールだったりすると、一発ペチーンってだけで700円くらいがサヨナラ〜ってことになる。
もし池ポチャ2連発なんてことになったら1400円がパーってことだから、けっこうな損失ですよ。
普段食べてるランチなんかより高い金額がたった2スイングでなくなっちゃうんだから。
そりゃね、池越えのホールでは新品はやめて、ちょっと傷がついたりした汚いボールに変えちゃおうかなって気になるのも分かります。
僕もねさすがに最近はやりませんが、十数年前のまだまだスコアがまとまらない頃には汚いボールに変えたりしたもんです。
でもね、これがまた不思議なもんで、汚いボールに変えた時に限って池には入らなかったりするのよ。
こりゃ俺も実力がついてきたってことだな〜なんて調子に乗っちゃって、今度は新しいボールで打つとスパーンと池に一直線・・・。
おそらく汚いボールにしたことで「池に入ってもいいんだもんね〜」っていう気楽な気持ちで打つから結果がよくなるんじゃないかと。
新しいボールの時は「池だけは避けなきゃ」って気持ちになるので、どうしてもどっかに力が入ってミスショットになりやすい。
ってことは、新しいボールを打つときでも「別に池に入っちゃってもいいし〜」って気持ちで打てればいいんだろうけど、なかなかそうは行かないもんなんですよね〜。
ゴルフはメンタルですな〜。
新しいボールをなくしても気にならなくなればショットが気軽に打てるんだとすると、超お金持ちで700円のボールが何個なくなろうとまったく気にしない人たちは、いつも楽な気持ちで打ってるんでしょうか?
これを読んでるお金持ちの人、ぜひとも教えてください。
もし僕が宝くじに当たったら、そのあたりまた詳しく解説します(笑)。