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GREEN MAN
怪物の娘!川岸史果が圧巻のプロ初優勝!実は父には教わっていない!?
ルーキーイヤーながら、今年の開幕戦でいきなり2位に入り快進撃を続けていた川岸史果。
父は、怪物と言われ90年代に活躍した川岸良兼ということもあり注目されていた。
その川岸史果が9月の「マンシングウェアレディース東海クラシック」でついにプロ初優勝。
親子鷹といいたいところだが、実は父にはゴルフは教わっていない。
280ヤード超えの飛距離は、父親ゆずり!?
川岸史果の最大の武器は、ドライバーでの圧倒的な飛距離だ。
優勝した「マンシングウェアレディース」でも、初日の16番ホールでは、286ヤードという女子ツアーでは異例の280ヤード超えを記録している。
年間の平均飛距離でも、川岸はツアー第2位につけている(2017年9月18日現在)。
この飛距離は、同じく飛ばし屋だった川岸良兼ゆずりかと思われていたが、実は父親にはゴルフは教わっていない。
ジュニア時代から、別のコーチが史果のスイングを作った。
父•川岸良兼は娘がゴルフを始めたときに、「俺の時代とはスイング理論が違う。だから教えてもらうなら、最新の理論を知っているコーチに習ったほうが良い」と一切、専門的な教えてはしていない。
その父が娘を預けたのが、プロコーチの井上透だった。
井上はかつて男子ツアーでは佐藤信人、中嶋常幸、加瀬英樹のコーチをつとめ、現在は女子ツアーで成田美寿々、穴井詩などを指導している。
今や日本を代表するプロコーチの一人だ。
プロテストに3度落ちてからの、スイング改造で開花!
ルーキーイヤーでのプロ初優勝ということで、順風なゴルフ人生を送っているように思われるかもしれないが、実は川岸史果は、プロテストに3度も落ちて苦しんでいた時期があった。
その苦い経験から、井上透コーチとのスイング改造に取り組んで、昨年、ようやく4度目の挑戦でプロになれたのだ。
世界に通じる飛距離を持つ川岸史果は、今後は米ツアーでの活躍も期待できる逸材だ。