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野村タケオ
ゴルフマン【第32話】最悪の事態
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第32話です。
ゴルフってのは想定外の出来事が起こるもんですね。
目次
【第32話】最悪の事態
まあ僕たちアマチュアゴルファーは、必ずボールは曲がるものです。
曲がったとしてもラフくらいで止まってくれればうれしいですが、時には林に打ち込んだりOBになったり。
せっかくOBギリギリでセーフだったとしても、木の根っこにあったり、カッチカチのベアグラウンドの上にあったり・・・。
「助かってた〜」といううれしさから、ドーンと一気に突き落とされるような気分です。
最初から悪い事態を想像していればいいのでしょうが、やっぱどうしても「打てるところにあってくれ〜」と思いながらボールを探しに行ってしまうもの。
で、ガックリしたままのテンションでトラブルショットを打っちゃうもんだから、結局チャックリしたり林でキンコンカンって事になって「OBだったほうが良かった・・・」なんてことになりがち。
やっぱゴルフはメンタルが重要ですから、どんな状況であっても気持ちを切らさずに集中することが大事なんですな。
たとえ悪い状況になったとしても、それを楽しめるような気持ちになれるのが一番じゃないかと思うわけです。
「うわ〜こんなの打てないよ、運が悪いな・・・」じゃなくて、「うひゃ〜こりゃ大変だ、どう打ってやろうか」って思うとちょっと楽しくなってくるもんです。
たとえばボールとグリーンの間に大きな木があって狙えないような状況だとしても、上を越すのか、下を低い球で抜くのか? それとも左からスライスか?・・・な〜んて考えるわけですよ。
んで、遊びのつもりでいろんなショットを試してみる。
まあ、アマチュアですから、そうそうそんなショットは成功しないけど、やってみることが重要なんです。
スライスさせようとしても曲がらずにそのまま真っすぐ・・・ってなるのがオチかもしれませんが、やってみないと分からない。
「スライスかけたのに抜けちゃった〜」って大きめの声で言っておけば、同伴競技者には「あいつミスしたけど高度なことやってんだな〜」ってことは伝わるので、ミスしちゃっても恥ずかしくないし(笑)。
こういうふうに楽しみながらいろんなことをやるには、普段の練習の時からボールを曲げたり、高低を打ち分けたり、ハーフショットで打ってみたりといろんなことをやっておくのがオススメです。
練習場で何も考えずにとりあえず真っすぐの球を一生懸命打ってるよりは、そういう練習のほうがきっと上手くなります。
ま、周りで練習してる人からは「この人まともなショット打ててないな〜」って思われるかもしれませんけどね。
とりあえず何球か打つたびに小さな声で「ヨシッ」くらい言っておけば、わざと曲げてる感が周りの人に伝わるかも。
練習は本番のためにやるものと割り切ってがんばりましょー。
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