ライフスタイル
Toki J
先日出会った、「またお願いしたくなる」キャディーさん
Gridge2回目の登場、マルマンLOVE(はあと)のTokiJです(写真はマルマン契約プロの岩橋里衣プロです)。
今回はキャディーさんについて 。
ラウンドがスタートすると、半日、または1日、ずーっと一緒 。
キャディーさん次第で、スコアやテンションが大きく変わることってありますよね。
キャディーさんのお仕事とは?
ところで、キャディーさんって何をする人なのでしょうか?
日本ゴルフ協会のゴルフ規則では、「規則にしたがってプレーヤーを助ける人(ゴルフ規則 第2章 用語の定義)」と定義されています。
なるほど、プロ選手のキャディーさんはまさにこのイメージ。
クラブ選択をアドバイスしたり、グリーン上でラインを読んだり、そろそろ水分補給が必要かなってタイミングでペットボトルを渡したりと、確かに選手を助けています。
一方、同じキャディーという言葉をウィキペディアで確認してみると、「プレーヤーの道具運びなどの雑用をする人」と出てきました。
え? えぇぇ?? 雑用係!!!
たしかに、山へ駆け上ってボールを探してくれるし、谷底へダッシュしてボール拾ってくれるし、何度も打って荒らしまくったバンカーを整えてくれるし、ちょー大声で「ファー」って言ってくれるけど……。
それって雑用? なんだか、申し訳ない気持ちになりました。
いつもニコニコ、前向きなキャディーさん(´∀`*)
「OBばっかりじゃん」とか、「はいはい、また池ね」とか、「もう~~~、まっすぐ打てないの?」とか、心で思っていても決して顔には出さないプロ根性。
ゴルフ場に来る人が全員上手な人ばかり……とはいかないですからね。
「ファー」ばかりの人、フェアウェイで姿を見かけない人、繊細な人、逆に大雑把すぎる人、ミスを八つ当たりする人、笑わない人、笑いっぱなしの人、酔っ払いな人、などなど……。
ドライバーを持てば、「2打目が打ちやすいので、あのバンカー横を狙ってください!」。
グリーン上では「この辺からスライスしますよ!」などなど、適切なアドバイスをしてくれるキャディーさんたちは、本当にありがた~い存在です。
でも、どんなにキャディーさんが完璧なアドバイスをしてくれたとしても、その通りにはなかなか打てないものです。
だって、だって、人間だもの……。
終わってしまったことをくよくよしても仕方ない。
そう思ってはいるものの、なかなか吹っ切れずに、次もミス。
そのまま、ドツボにハマることも。
ゴルファーがして欲しいって思うことを、本気で考えてくれているキャディーさん
先日、私にとっても心地良い距離感のキャディーさんに出会いました。
場所は、房総(千葉県)にある『Mカントリークラブ』。
ここではIさんと呼びますね。
ミスショットの後、すぐに気持ちを切り替えて、次打つまでにどれどけモチベーションを上げることができるか……。
Iさんは、このやる気を上手に引き出すことができる、すごいキャディーさんでした。
冗談を言ったり、ハッパをかけたり、励ましたり、気合いを入れたり、4人各々の性格に合わせて、かける言葉を使い分けるIさん。
Iさんの言うとおりにしていれば、なんとなく大丈夫と思えてしまうのです。
1~2ホール一緒に回ったら、だいたいの性格を把握してしまうという離れ技!!
そこからは、全員に同じ対応ではなく、各々に合わせて話しかけたりそっとしておいたりしてくれる……観察力すご過ぎです。
ラウンド後、全員がまたIさんと回りたいね~って言い合う、そんなキャディーさん。
そうそういないですよね。
みなさんには、「また一緒になりたいなぁ!」って思わせてくれるキャディーさん、何人いますか?
おまけ!
ゴルフの映画はいくつかありますが、1953年に公開された『THE CADDY』。
邦題が、『底抜けやぶれかぶれ』。
なんとなく内容の想像がつくようなつかないような(笑)。
観たいと思ったのですが、すでに絶版でした。
残念(笑)。