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ライフスタイル

内田眞樹

常識を逸脱した天然ぶりを発揮する福田真未プロの所業の数々。

女子プロ界でナンバーワンといえば“イ・ボミ”?

いやいや、やっぱり“福田真未”の天然ぶりでしょー。

普通の感覚では理解できないほどの爆弾級の失敗談が山ほど。

掘れば掘るほど出るわ出るわ。

今回はそんな中から4つご紹介します。

茂原駅から茂原駅まで電車で行く。

とある日、茂原駅から千葉方面に帰るため、茂原から電車に乗った。

そしてどれくらいの時が経過したのだろうか。。。

ふとついた駅でドアの外を眺めると、そこにはなぜか茂原駅が。

「あれ?なんで?」と慌てて降りる羽目に。

千葉駅あたりで折り返してきて、ふたたび茂原駅に戻ってきたらしい。

ここで真未プロのすごいところが、、、

⚪︎途中、えらく長い時間止まる駅があった。寒いから早くドアを閉めてほしいなぁ。と思っていたらしい(きっとその時の終点駅であろう)。

⚪︎途中、進行方向が最初乗った時と逆になっていることに気がついていたのだが、不思議だなぁ、としか思わなかった。

⚪︎乗車中、1度も居眠り等はせず、真っ直ぐ前を見据えたまま乗っていたらしい。

さすが1度電車に乗ったら、目的地まで勝手に着くものだ!と思い込んでいる真未プロらしい出来事だ。

違うコースのヤーデージブックで回りきる。

プロ達は皆、試合会場になるゴルフ場の細かいコース説明が載ったヤーデージブックなる物を利用している。

そこには細かくコースのレイアウトから、バンカーの位置、そこまでの距離等、具体的に必要な情報が記載されている。

去年のTポイントレディースのプロアマ戦での話。

真未プロはいつものようにプロアマ戦に参加。

そしてヤーデージブックを見ながらラウンド。

途中、ハウスキャディさんを無視してまで同伴競技者のアマチュアの方々にヤーデージブックから情報を伝えていた。

そしてその日のラウンドが無事?終了

(雨天の為、ハーフラウンドで終了となった)。

次の日。別の帯同キャディさんが異変に気付く。

「あれ?このヤーデージブック、このコースのじゃないよ。」

「え?うそ?」

ようやく状況を理解した真未プロ。

「途中、ものすごい20ヤード位の打ち下ろしのショートがあったんですけど、メモには2ヤードって書いてあったんです。不思議だなぁって思ってました」

だって。

全く違うゴルフ場のコース説明を見ながら回れる真未プロの方が不思議だ(いらないんじゃない?メモ)。

トランクで一際存在感を放つ“スイカ君”。

親戚の千葉の叔父さんのところにマイカーを置いて帰省していた真未プロ。

その日はマイカーをピックアップして、途中知人を2〜3人乗せて軽井沢に行く予定だった。

福岡の自宅から成田まで飛行機で。

そこから千葉まで向かうのになぜか成田エキスプレスを選択。

気がつくと彼女は不思議と東京にいた。

慌てて電車を乗り換えてなんとか千葉に到着。

叔父さん宅に着くと叔父さんからスイカのお土産をいただいた(ラッキー!)。

そしてかなりの時間ロスで2〜3時間知人を待たせながらも、どうにか途中お迎えにも行き、一同軽井沢に到着。

やっと到着したホテルでマイカーを停めトランクを開けると、なんとそこにはスイカがひとつ。

「しまった!」叔父さんにスイカを貰った拍子にスーツケースをまるまる叔父さん宅に忘れてきてしまった。

さすがにこの時は自分に腹が立ち泣いたらしい。

行きは内房線だから帰りは外房線で終電を逃す。

その日は夜、千葉で仕事があった真未プロ。

宿泊していた五井から千葉に向けて電車に乗った。

そして少し遅くなったが、千葉での仕事が終了。

「さぁ、帰ろう」と千葉駅に。

「えっと、どうやって帰るんだっけな?」

「来るときは内房線を使ってきたから、帰りはきっと外房線だな」

そう思い電車に。

しばらくするとその時の終点、大網駅?で駅員さんに降ろされた。

しかもその電車が終電だった。

駅はシャッターがしまる簡素なつくり。

茫然自失の真未プロ。

そこに運良くたまたま通りかかったタクシーが一台。

「ここらはほとんどタクシーも通らないよ。よかったね、お姉ちゃん。」と運転手さん。

結局、そこから2万円くらいかけて宿に戻ったらしい。

行きは内房線、帰りは外房線。

なんだかわかるような気もするが、山手線の内回り外回りと同じ仕組みじゃないんだから。