ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフなヒトビト その5「拾っちゃうヒト」
池には宝物がいっぱい沈んでいるようです。
拾っちゃうヒト
ゴルフ場には打ち込んでしまうとペナルティとなってしまう場所がありますね。
OBゾーンに打ち込んでしまった時はその場所から1打付加して打ち直し。
これは絶対に避けたいもんです。
そして池ポチャ。OBとは違い少しは前に進めますが、これも絶対に避けたいショットです。
池って視覚的にもかなりのプレッシャーになるので、視覚の片隅にでもちょこっと池が入ってたりするとそれだけでかな〜り嫌な感じ。
池越えのパー3なんかもう心臓バクバクですよ。とりあえず池ポチャしても良いように汚いボールに変えたりして(笑)
たった100ヤード打てばグリーンには届かないまでも、とりあえず池は越えるってのに、プレッシャーに負けちゃって大ダフリしてあえなく池ポチャってのはよくあるパターンです。
ま、ボールを汚いのに変えてる時点でもう気持ち的に負けてるんだけどね。
「池が呼んでる」なんて言う人がいますが、まさに呼ばれたようにボールは水の中に吸い込まれていきます。不思議なもんですな〜。
池にぶち込んだ時は、すぐそこに自分のボールがあればクラブやボールピッカーなんかで拾いますが、池の真ん中に打ち込んだり、自分のボールがどれだか分からないときはもう諦めちゃいますよね。
でも意地でもボールを拾おうとする人がいるんです。
自分のボールが見つけられなくても、とにかくなんでも良いからボールを池から拾い上げる。
しかも1個だけじゃなく、手の届く範囲のボールを何個も何個も・・・。
これが「拾っちゃうヒト」
もうね、拾っちゃうヒトは自分が池に打ち込んだかどうかなんてどうでもいいんです。池があったらとりあえず拾えそうなボールは拾う。
池越えパー3で自分は1オンしてても、他の人がプレーしてるあいだに拾えるだけ拾う。
ティショットの後はグリーンに向かわず、ニコニコしながらボールピッカー片手に池に向かうんだもん。
とにかく池からなるべくたくさんボールを拾うのが楽しくて仕方がないわけ。
僕たちは池絡みのホールに来たらドキドキなのに、拾っちゃうヒトはウキウキなんですな。
僕はある競技の時に拾っちゃうヒトと同組になったことがあるんですが、その人、浮島グリーンのパー3で他の人がパットしてる時にグリーン上に寝転び、池の中のボールをカツオの一本釣りのようにポーンポーンとグリーン上に拾い上げてました。
これには同伴者と一緒に苦笑いするしかなかったですね。
ゴルフボールは決して安いもんじゃないので拾いたい気持ちもわかりますが、他の人の迷惑になったり、スロープレーになるほど拾うのはやめてほしいもんです。
たぶん拾っちゃうヒトはもう何年もボールを買ったことないんだろうな〜。
※ちなみに他人が拾うことをあきらめたボールを拾う行為は窃盗罪に当たります。ご注意ください。
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