ライフスタイル
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寒い冬のゴルフ!入浴で疲労回復を!
ゴルフは当然屋外で行うスポーツなので、夏はいいですが冬は冷えてしまいます。
動作に支障が出るので、単に着込めば解消するという単純な話でもありません。
そんな冷えた体を癒すのはやはり入浴です。
冬の寒いゴルフは、プレー後のお風呂が最大の楽しみといっても過言ではないのではないでしょうか。
今回は入浴のさまざまなメリットを紹介します。
いきなり熱い湯に入らない
身体がとても冷えていると、すぐに熱い湯に入って温まりたいと思うものです。
人によって感覚の違いはありますが、例えば43~44度の熱湯が好みの方にとっては、熱い刺激がたまらなくいい心地になります。
しかし、いきなり熱い湯に入ると体が驚いてしまいヒートショックになる可能性があります。
ヒートショックとは熱刺激で血圧が上昇し血管が破れることで、国内でも年間1万人以上が命を落としていて、交通事故死者数よりも多いという恐ろしい現象です。
入浴前にはしっかりとかけ湯をして、体を入浴に適した状態にすることが大切です。
温い湯にゆっくり
一番好ましい入浴は、ぬるめの湯に時間をかけて入ることです。
ぬるめとは大体38~40度ほどで、少し温度的に物足りなさを感じる方も多いかもしれませんが、何十分と入浴するうちにしっかりと体が温まってきます。
熱い湯の方が温まると思いがちですが、熱い湯はすぐに限界が来るので体の表面しか温まりません。
表面しか温まらないということは、すぐに冷えるので入浴による温浴効果を存分に生かすことができません。
しかしぬるめの湯に時間をかけて入浴すれば、内部から温まるので時間が経過しても冷えにくいです。
温冷交互入浴
疲労回復を第一に考えた入浴をするのであれば、温冷交互入浴法がベストです。
温冷交互入浴とは、その名の通り温かい湯に入った後に冷たい水風呂に入るという動作を繰り返すことです。
これによって、疲労物質である乳酸をより排出できるようになるので疲労が翌日に残りにくくなるのです。
普通の入浴でも疲労回復効果を期待できますが、温冷で入るほうがより高い効果が期待できます。
ただ、身体への負担も大きいので体調が悪い時は避け、血圧に問題を抱える方は注意してください。
温泉を活用
ゴルフ場にもよりけりですが、敷地内に温泉施設を営業している場所もあります。
温泉は、通常入れたお湯よりもさまざまな成分を含有しているので、温浴効果を高めて疲労回復も促進されます。
シャワー設備程度であればどこのゴルフ場にもありますが、温泉があれば汗を流すのはもちろん疲労回復もできますし、前述の温冷交互入浴法も容易にできます。
ゴルフ場に温泉施設がなくても、日本には数多くの温泉施設があるので、ゴルフ場帰りに近くの温泉施設に寄り道するのも手です。
ゴルフ後の温泉を計画すれば、いつものゴルフがより楽しみになるかもしれませんね。