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Gridge編集部

ゴルフゾンの新たな弾道計測器がツアー会場に登場!

2023年5月30日、同週に開催されるBMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップの会場、宍戸ヒルズカントリークラブの指定練習場にゴルフゾンの新しい弾道測定器が設置されました。

その機能や、実際に体験したツアー選手の感想をお届けします。

100万円以下で購入できる本格的弾道測定器

筐体には、「GOLFZON WAVE」というロゴがプリントされています。

その仕組みは、ドップラーレーダー方式によるもので、ボール打ち出し直後数メートルを計測して、そこから弾道を計算しているとのこと。

ちなみに計測できる項目は、キャリー飛距離、トータル飛距離やバックスピン量などボールに関するものに加え、スイングパスやフェース面の向きなど、ショットに関するもので26項目、パッティングに関するもので8項目、計34項目となっています。

室内で使用することも可能で、アプリを使用することで、シミュレーションゴルフもできるそうです。

発売は今年の夏頃、価格は未定ですが数十万円~100万円の間になるとのことでした。

メイン画面。ゴルフゾンでおなじみ(?)銀色に輝く巨大ゴルファー像も見える

豊富な計測項目

クラブ軌道やフェース向きなども計測する

パッティング時のフェース向きやストロークのテンポも計測できる

手応えと計測された数値が近くてびっくり

指定練習場に設置されていたこともあり、多くのプロが実際に試していました。

その中の1人、重永亜斗夢プロに話を聞きました。

「アイアンやユーティリティでは、実際の手応えと表示される飛距離やスピン量の数値が近く、びっくりしました。現在こういった弾道測定器を個人では所有していないので、ちょっと気になります」

とのこと。

広報担当者は、「価格帯的には、インドア施設やゴルフコーチなどだけでなく、上達を目指すシリアスゴルファーにも使用していただきたいです」と、これまで数百万円していた本格的な弾道測定器を廉価に抑えたことで、もっと幅広い人に使ってほしいという意向がうかがえました。

正式な発売日や価格の発表が待ち遠しいですね。