ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第266話】その症状って?
何でも考え過ぎは良くないですよね〜。
【第266話】その症状って?
「イップス」……なりたくないですよね〜。
ひとくちにイップスと言ってもいろいろな種類があります。
パターやアプローチのイップスになっている人が多いですが、ドライバーイップスって人もいたりします。
元野球選手の江川卓さんなんかもドライバーイップスになりましたし、僕の知り合いでも1人いました。
ドライバーのイップスって、テークバックしてから切り返しでクラブが下りてこなくなるんですよね。
僕の知り合いは「トップからどう下ろせばいいのかがわからない」って言っていました。
イップスじゃない人にとっては「何言ってんの?」って思うわけですが、本人は本当に悩んでいるわけです。
いったい何が原因でそうなっちゃうんでしょうね?
ドライバーショットを曲げたくないという気持ちが行き過ぎちゃって、だんだんどう打てばいいのかわからなくなるんでしょうかね。
そんな僕もたまに「俺このままイップスになっちゃうんじゃないの?」って思うような症状が出ることがあります。
アプローチで手が動かなくなってチャックリしたり、パターで手がビクッと動いちゃってパンチが入ったり……。
今のところ本格的なイップスにはなったことはないけど、本当にヤバイかもしれません。
イップスっぽくなった時にはどうすればいいんでしょうか?
一生懸命練習して克服するって方法もあると思います。
イメージを変えてみたり、クラブを変えたりってのもいいでしょう。
ただ、イップスってメンタル的なものなので、練習すればするほど深みにはまっていく場合もあるわけです。
「おかしいぞ、こんなはずじゃない!」とか思いながら練習すると、本当にダメ。
なので、逆に練習とかせず、「ま、ミスする時もあるよね〜」くらいに考えておくのが良かったりします。
でも、それが難しいんですけどね。
僕の知り合いで、恐ろしくアプローチが下手で、チャックリやトップを繰り返す人がいるんですけど、まったくイップスにはならない。
ミスしてもけっこうケロッとしているんですよね。
いや〜僕もああいう性格になりたいな〜。