Gride

bs_banner

ライフスタイル

野村タケオ

ゴルフマン【第251話】新製品

金曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第251話です!

新製品って欲しくなっちゃうんですよね~。

【第251話】新製品

新製品ラッシュです。

ここ数年は、毎年この時期に多くの新製品が発表されますね。

メーカーによって新製品のサイクルはまちまちですが、毎年新しいモデルを出しているメーカーもあって、本当にすごいな〜と思うわけです。

同じような商品を発売してもゴルファーは見向きもしてくれないわけで、ドライバーであれば、やっぱり「飛ぶ」とか「曲がらない」ってところが進化していないと売れません。

でもね、正直、毎年毎年そんなに進化するの? って思っちゃいます。

今までもカチャカチャや重心位置の変更、新素材の開発など、いろいろやってきているわけで、さすがにもうやることないでしょ〜って思うのですが、ちゃんと新しいテクノロジーや素材を盛り込んだ新製品が出てくる。

開発の人大変だろうね〜。

もう数年後に発売するクラブの開発やっているんだろうし。

しかもパッと見で「なんだか良さそう」感が出ていないと、最近のクラブって売れないじゃないっすか。

「実はヘッドの中ですごいことになっているんです」じゃ、あまり興味をそそらない。

いかにも何か仕掛けがあるよね〜ってデザインにしないとダメなのよ。

そういう仕掛けをするのが上手いメーカーのクラブがやっぱり売れているような気がします。

しかしね、新製品って本当に飛ぶの?

「反発係数の上限が決まっているのに、さらに飛ぶなんてことあるわけない」なんて言う人もいますが、たしかにそんな気もします。

でもね、飛距離って反発係数だけで決まるわけじゃないし、特にアマチュアなんてまだまだ飛ばせる余地があるはずなんです。

僕なんて、もうシニア入りの年齢になりましたが、実は人生で今が一番飛んでいるかもしれません。

なぜかって言うと、スピン量が減っているから。

僕はもともとスピン量が多くて飛距離をロスしていたわけで、最近のロースピン性能の高いドライバーのおかげでスピン量が減って飛距離が伸びているってわけです。

だからまだまだ飛距離を伸ばせる要素ってのはあるんですよね(特にアマチュアは)。

特に最近は弾道の数値がしっかりと測れるから、自分のどこの数値が変われば飛距離が伸びるのかってのが把握できます。

弱点を補えるクラブを選べば、きっとまだまだ飛ばせますよ〜。