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ライフスタイル

Taddy Bear

ゴルフ場に忘れ物をしないための予防法としちゃった後の対処法

忘れ物はいつでも突然に発覚。

物を忘れた場所から経過時間が短ければ発見できる可能性は高くなります。

しかしゴルフ場からの帰り道や自宅に戻ってからの発覚は見つからない可能性が低くなることに加え、時間と手間が必要。

忘れ物はできるだけしないように、それでもしちゃった時は早めに対処しましょう。

グリーン周りでウェッジを忘れやすい状況と心理

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ゴルフ仲間に1人ぐらいは忘れ物の達人(かく言う筆者もその1人)がいるものです。

アレがない、コレを忘れたとあわてては周りを騒がせ、結局は忘れ物が見つかるものの、また次のゴルフで同じことを繰り返したり。

もし、自分がその1人だとしたら同伴競技者に迷惑をかけないためにも忘れ物には注意しましょう。

ゴルフ場は非日常的な場所。普段は忘れ物をしない人でも、ついうっかりということがあります。

忘れ物をしやすい状況や場所を覚えておけば、予防につながります。

特にプレーがセルフになってからは忘れ物が増えましたね。

その第1位と言えば、ウェッジ。

グリーン周りからのアプローチはウェッジを2〜3本とパターを持っていき、ライやハザード位置の状況に合わせて適切なウェッジを選ぶまでは誰でも同じ。

忘れ物の落とし穴はここから始まります。

シャンクやザックリ、トップなどのミスショットをすると、焦りが生じてショットに集中し、つい、握っているウェッジ以外のことがぽっかり意識から抜け落ちてしまいます。

最後にパターを持つ機会があれば他のクラブを思い出すこともあります。

しかしコンシード(いわゆるOKの距離)されると同伴競技者や後続組に迷惑をかけたことから早くカートに乗り込もうとするのが、忘れ物をする人の心理。

かくして、そのホールに残りのウェッジ(と場合によってはパター)が忘れ去られていくわけですね。

その逆もあります。

アプローチがあまりに上手く行き過ぎたことで有頂天になり、パターしか持たずにホールを去るというパターン。

この忘れ物は、プレーに影響が出る大きなミスです。

忘れ物をしたと思ったらキャディマスター室へすぐに連絡!

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すぐに気が付けば取りに戻っても構いませんが、その際は後続組のショットが終わってからにしてください。

もし、次のホールのアプローチでクラブがないことに気が付いても取りに戻るのは厳禁。

コースは一方通行です。取りに戻るのは逆走と同じ。

また、戻ることは時間のロスにつながり、同伴競技者や後続組に迷惑をかけることになります。

フェアウェイやグリーン周りに忘れたクラブは、たいていの場合、後続組がピックアップしてくれます。

途中、前が詰まっていたら後続組に確認してもいいですし、カートに備え付けの無線がある場合はキャディマスター室に連絡しましょう。

その際、自分の名前と現在位置、忘れ物をしたと思われるホールの場所、忘れ物の詳細を伝えてください。

管理の行き届いたコースでは、忘れ物を見つけてカートまで届けてくれることがあります。

クラブの他、ヘッドカバーなども忘れやすい物の1つ。

途中で忘れ物が見つからなかった時はハーフラウンド終了後、キャディマスター室に忘れ物の届けを出しましょう。

当日に見つからなくても後日、見つかることがあります。ないから、といって諦めないでくださいね。

さて、グリーン周りの忘れ物を予防する対策の1つにセルフスタンドクラブケースがあります。

クラブが4〜5本とパター、それから小物が収納できるコンパクトなキャディバッグですね。

グリーン周りでショットする時は、これを持ち運べば忘れ物をするリスクが少なくなります。

ただし、一部使用を禁止しているコースもあるのでご注意を。

雨上がりこそ乾燥室をもう一度チェック!

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次に忘れ物をしやすいのが乾燥室。

濡れたレインウェアやシューズなどを乾かしてくれる雨の日のありがたい設備ですね。

でも、午前中は雨だったのに午後になって快晴、なんてことはけっして珍しくないのが春や夏のゴルフ場。

つい快晴に喜びのあまり、あれほど活躍してくれたレインウェアを乾燥室に入れっぱなしにしてしまうのが、忘れ物の達人らしいところ。

これ、本人が気が付かない限り、予防策はありません。

ただ、レインウェアなどを乾燥させるのは忘れ物の達人だけでなく他の人も同じですね。

したがって他の人が乾燥室へ取りに行った際、同伴競技者の持ち物も確認してあげましょう。

まだ乾燥室にある状態であれば、同伴競技者に声をかけることが忘れ物をしない最善策になります。

施設内では、他に忘れやすい場所として洗面所やレストランなどのポールハンガーがあります。

大切な物はポールハンガーに掛けず、テーブルまで持っていくようにしましょう。

互いに持ち物を確認し合うことが最善の予防策

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帰り道や帰宅後に、忘れ物が発覚することもあります。

そんな時はまずゴルフ場へ連絡。運が良ければきちんと保管されています。

ただしゴルフ場の対応は個別で、着払いであっても郵送不可のところがあります。

保管期間も半年から1年など異なるので、郵送不可の場合は忘れ物を引き取りに行ける日時を伝えておいたほうが無難。

ちなみに筆者、勝浦東急ゴルフコースに小物を忘れてしまったため帰宅後に連絡したところ、ご丁寧にエアクッション(“プチプチ”ですね)を二重巻きにして送ってくれました。

こういったサービスをしてくれるコースはまた行きたくなりますね。

以上、カンタンに忘れ物をしそうな場所と状況を並べてみました。たぶん、忘れ物の達人は普通に思い浮かべる場所以外にもきっと、あるでしょう。

ただし状況においてはハッキリしていることがあります。それは極端に集中している時、または弛緩した時。

焦った後でホッとした時などがもっとも忘れ物をしやすいタイミングと言えます。

忘れ物の達人は緊張と弛緩の間に、持ち物を確認する習慣を身に付けるようにしてください。

誰でも忘れ物をすることはありますし、忘れたくてしているわけではありません。同伴競技者同士、互いに確認し合えば忘れ物をする機会は極端に減るハズ。

特に、忘れ物の達人は温かい目で見守ってあげてくださいね。