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ノザ@ゴルフライター
アプローチはロブ一択!空中戦で勝負するその理由とは?
どうも~ノザです!
今回は、「アプローチを空中戦一択で勝負する理由」について紹介していきます。
初めに言っておくと、この記事で紹介するアプローチで勝負する人とは僕の友人です。僕はアプローチでは「転がし派」なのでタイプ的には真逆です。
それ故に友人のアプローチは興味深く、勉強になります。
やっぱりアプローチはタイプが分かれると思うんですよね、転がす派と浮かす派が。
今回は空中戦に命を懸ける友人に、なぜアプローチを浮かせて攻めるのか聞いてきました。
目次
アプローチはほぼロブショットで対応する友人
紹介した通り、友人のアプローチはほぼロブショットで攻めます。
ゴルフ歴は10年以上でスコアは平均80台前半。レッスン本もよく買い、ゴルフショップにもよく顔を出し、僕のゴルフ仲間の中では断トツにゴルフ知識を持っている人です。
こういうライはどう打てば良い? という質問にも即座に答えてくれます。
そんな彼はここ数年はずっとロブでアプローチをしています。
なぜそんなにロブを打つのか? 単純な質問をした所、「それは確率論の話で、転がすよりよい結果になることが多いから」というシンプルな返答でした。
大前提として、その友人とロブの相性が良い。
その他にも、以下で紹介する利点がロブにはあると言っていました。
ロブで寄った時の感触が大好き
第1の理由としては、「寄った時の感触がたまらない」と言っていました。
ここは個々の性格や感覚的な部分が多く影響すると思います。
確かにプロの試合を観ていても、転がしでゆっくりピンに寄るよりロブでピンを差した時のほうが歓声が大きいかも知れない。
転がしだと寄っていく経路が予想できるのに対して、ロブだと気付いたら着弾しているので確かにビックリ感はありますよね。
それと友人は結構「魅せるゴルフ」が好きなんですよね。
ドライバーを満振りして1オンにチャレンジしたり、トラブルショットも果敢にグリーン方向に曲げて狙うみたいな。
その歓声で乗って来るタイプ。そんなタイプな人にロブは合っているかも知れませんね。
転がしだと傾斜にだまされることがあるけど、空中に傾斜はない
これ以降はテクニック面の話になりました。
まず転がしだと傾斜にだまされることがあると話していました。僕はアプローチで転がす時に大まかな傾斜を読み、そこから打ちます。
当然転がしている訳でして、傾斜にはかなり影響を受けます。
しかしロブの場合、傾斜は関係ありません。球は空中にいるので、そこには風程度しか影響を受けるものが存在しません。
上手く打てて転がせたとしても、傾斜の影響で球がピンから離れていく。反対にロブの場合は上手く打てればほぼ頭に描いた場所に球が止まる。
これもロブのメリットと言えますね。
友人はパターが苦手でして、具体的には傾斜を読むのがダメだんです。ショットやアプローチが良いのに80台前半なのはパターがダメだからです。
友人と同じように傾斜を読むのが苦手な人は、空中戦で勝負しても良いかもしれません。
ロブに慣れておけばバンカーや池越えでもプレッシャーが掛からない
続いてのメリットは、「トラブルショット時にロブは役立つ」という点です。
バンカーや夏芝で球が沈んだ時、池越え、バンカー越えのアプローチでは転がしはほぼ使えません。
使える使えないでなく、転がしは選択肢の中に入ることができない。
ここは僕も話を聞いていて、納得してしまいました。転がし派の僕ですが、上記のような状況では間違いなく転がしは使えない。
ロブほど高い球を上げないまでも、高い球を打たなければならない状況です。
18ホールもあれば、そうしたライにいくつも遭遇する。遭遇した時にいつも打っているロブが役に立つと言います。
いつも打っているショットなので、違和感なくアドレスできる訳です。緊張もないし、すんなり受け入れられる。
反対に、転がしに全幅の信頼を置いている僕はやはり緊張してしまう。
予期せぬ状況にあった際に自然体で打てるよう、「ロブを打つことが普通」という感覚にしている訳です。
まとめ・アプローチでロブは快感! トラブルショットでも役立つ!
ということでまとめます!
【アプローチをロブで打つ友人の、空中戦で勝負する理由】
1.ロブで寄った感覚が大好き
2.空中に傾斜はないから傾斜の読みをしなくて済む
3.池越えやバンカー越えなどの状況でロブが必要だから
以上になります。
人により得意不得意って分かれます。僕のように転がし一辺倒で行く人もいれば、友人のようにロブで攻める人もいる。
ゴールは一緒なのに、同じライからでもまったく別のショットを打つ訳で、実に面白い話です。
仮に同じライでも、僕は右足寄りに球をセットし、ハンドファーストでクラブを立てて打つ。それに対して友人は、真ん中に球をセットし、ハンドレイト気味でクラブを寝かせて打つ訳です。
まったく逆。アドレスから打ち方まで正反対。でもゴールは一緒で、歩いて行くコースが違うだけ。
今回のことで、自分と違うプレースタイルの話はどんどん聞くべきだなって思いました。否定するのではなく、なぜそう考えるのか? 現に僕は友人の話を聞いて、ロブも現場でガンガン使わないとって思いましたしね。
ということで、アプローチを空中戦で挑み続ける友人の話でした。
ロブを打つ人はそのままに、転がし派の方も空中戦を意識していきましょう。
それではまた!