ライフスタイル
かずやん@ティーチングプロ
練習は“遊びながら”!楽しくやればそれだけ上達も早くなります!
こんにちは、かずやんです。
練習場で真面目に練習をされている人からすると、受け入れにくいタイトルかと思います。
「遊びながら上達するはずがない」
「遊ぶなんて時間のムダだ」
いろんな声が聞こえてきそうですが、クラブを握ってボールを打っている時点でムダなことなんて一つもありません。
今回紹介する内容は、真面目な方のほうがより効果的かと思いますので、疑いながらでも読んでもらえたら幸いです。
練習で遊びながら上達する方法
結論から言うと、遊びながら上達するというのは経験値が蓄積されるからです。
練習で遊ぶというのはいろんなことを試して、どんな結果になるのか体験することです。
コースでは思いもよらない状況からボールを打つことがあります。
「ボールが見えないくらい深いラフに入ってしまった」
「目の前の木が邪魔でグリーンが狙えない」
「セカンド地点で9番アイアンを持ってきたつもりが6番アイアンだった。しかしカートへ取りに戻る時間がない」
このような状況はレッスンや雑誌などでは教えてくれないので、自分で対処していく必要があります。
そんな時に自分が蓄積してきた経験値がフル活用されます。
教科書通りに言われたことだけに取り組むことも素晴らしいことですが、一見ムダにも思えるような遊びもコースで役に立つことがあります。
思いつくままにゴルフで遊んでみましょう。
練習で息抜きすることも大切
私の経験上、レッスンに来てくれる人たちはみんな真面目で良い人が多いです。
言われたことを素直に聞いて上手くなろうとしてくれるので、私も全力でお伝えしています。
真面目で練習熱心な人ほどやりがちなのは、自分に厳しくしてしまうことです。
期間を決めて短い間だったらいいのですが、延々と続けてしまうと心も体も疲れてしまいます。
疲れる前に息抜きすることも大切です。
練習でも息抜きできることを知っておくだけで、心に余裕ができて楽しく練習が続けられると思います。
遊び心という「好奇心」が上達のポイント
練習で遊ぶというのは、自分の中の「好奇心」をそのままやってみることです。
例えば「直ドラしてみたらどんな感じなのかな?」
「7番アイアンで50ヤードを狙って打つとどんな風に飛ぶのかな?」
といった感じです。
子供が無邪気に遊ぶような感覚で、思いつくままにチャレンジしてみましょう。
ゴルフで遊ぶ時は、スイングのことや周りの目を気にしないようにしましょう。
実験する感覚だったり、思うままにやってみたり、感覚は人それぞれですが楽しみながら遊ぶのがコツです。
どんな風に遊ぶのか例を挙げてみますね。
ミスショットしてみる
いつもはナイスショットをするために練習すると思いますが、遊びの時はわざとミスショットをしてみましょう。
トップ、ダフリ、シャンク、空振りなど意図的にやってみるのです。
この意図的にやるというのが経験値の蓄積になります。
体をどのように動かすとミスショットが出るのかを考えながらやっていくと、自分のクセだったりムダな動きを発見できたりします。
ミスショットにつながる動きがわかれば、それをしないよう気をつければナイスショットに近づくので一度はやってみるといいと思います。
ゴルフを始めたばかりの方はわざとミスショットをするのは難しいかもしれません。
こんな考え方があるんだなぁくらいに覚えててもらえたらうれしいです。
ボールを曲げてみる
意図的にボールを曲げて遊んでみましょう。
フック、スライス、ドロー、フェードなど横回転を与えることでボールは自在に曲がります。
先ほどお話ししたミスショットするのと同じように、わざとボールを曲げることで振り方や体の動かし方の変化に気づくことができます。
弾道の高さについても、どうやったら打ち分けられるのか試してみても面白いと思います。
打ち分け方についてはレッスンや雑誌を参考にしながら、自分なりにアレンジしてみましょう。
スライスの多い人は、フックを打ってみるとスイングの矯正にもなりますし、ストレートも打てるようになるかもしれません。
ゴルフは自分の思ったところにボールを運ぶターゲットスポーツです。
ストレートで狙えばシンプルですが、自在に曲げて狙うのも醍醐味です。
いろんな振り方や体の使い方を試しながら、ボールの曲がり幅もコントロールできるようになるといいですね。
慣れてくると曲げることが楽しくなってきます。
アプローチは遊びの宝庫
グリーン周りのアプローチショットは遊びの宝庫です。
芝生の状態で打ち方も変わりますし、使うクラブでボールの転がりや弾道が変わるので攻め方はたくさんあります。
練習場でもアプローチで遊ぶことはできますが、できれば写真のような実際の芝生の上でいろいろ試せると実戦にもすぐに活かせると思います。
まずは自分がやってみたいことからチャレンジしてみましょう。
例えばプロのようにボールを高く上げてピンそばで止めるショットだったり、低い球でスピンを効かせて寄せてみたり。
レッスンでアプローチを教えてもらったことがある人はそれを基本にしてやってみましょう。
アドレスの時のボール位置を変えてみるだけで変化があると思います。
パッティングを含めたショートゲームが上手になると結果に表れやすいです。
ショートコースやゴルフ場に併設されているアプローチ練習場で遊んでみましょう。
いずれにせよ“楽しみながらやる”と、練習の効率も良くなり、技術も早く身に付くので、ぜひ練習では思いっ切り“遊んで”みましょう!