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PAR RUSH 01
ホームコースの初めての月例競技で感じた緊張感!〜新ラウンド日記第26回
ホームコースのメンバーになり、ハンディキャップ(HD)を取得して初めての月例競技に参加しました。
月例競技は、他のホームコースで経験済ですが、このコースは競技志向の強い方が多く、上位HDの方の実力はすごいということを聞いていましたので、楽しみでもあり、しかし緊張感のほうが強いデビュー戦となりました。
他のホームコースとは違うということを感じた、月例競技デビュー戦の模様をお伝えします。
目次
このコースの、HD別月例競技の仕組みからご紹介します!
先ず、このコースに入会して最初に驚いたのは、HD別のクラスが4つに分かれていることでした!
一般的には、A・Bの2つに分かれているというコースが多いと思います。
それが、A・B・Cの3つでもすごいと思うのに、Aクラスを2つに分けてあるというのです。
それで、A1・A2・B・Cの4クラスに分けられているのです。しかも、このA1・A2クラスの方は、アスリートの集団だと聞きました。
このクラス分けは、HDで0〜10までがA1、11〜14までがA2、15〜20までがB、21~36がCクラスになっています。
また、この各クラスの月例競技は、A1・A2、B、Cがそれぞれ別々の日に行われていて、ほぼ3週連続で日曜日は月例が入っています。
さらに、この月例競技は、1ヶ月前の同日から受付を開始しますが、同日の午後一番で電話をしたら、すでにキャンセル待ちになっていました! なんと競技志向の方が多いクラブなのかと思いました。
初めて取得したHDは「18」でしたので、Bクラスからのスタートとなり、参加しました!
メンバーになって、数ラウンドを経験して、他のコースのスコア証明を提出して、HD18を取得しました。
さすがに、競技志向が強いコースはHDも厳しいと感じながら、頑張ってHDを上げていこうと心に誓い、月例への参加を待ちました。
なかなかスケジュールが合わずに月例に参加できませんでしたが、やっと念願の月例参加の申込日に電話で申し込みをすると、受付日当日の昼にもかかわらず関わらず、すでにキャンセル待ちとのことで、さすが競技志向のコースだと、改めて認識しました!
Bクラスと言っても、上手い方はたくさんいると思い、相当良いスコアでの戦いになると想定されました。
コースの難易度が違うので、毎月各クラスが違うコースで月例競技を行っています!
このコースには東・西・中の3コースがあり、最も難しいのは、中~西の18ホールですが、各クラスは毎月コースを変えて、月例競技を開催しています。
例えば、Bクラスは7月は東~中、8月は西~東、9月は東~中という具合です。そして、9月は第2週にBクラス、第3週にCクラス、第4週にA1・A2という開催予定です。
毎週月例競技を開催するほど、多くのメンバーが参加するのだ! というところでも、競技志向の高さを感じました。
普通は、クラス分けがあっても、同じ日に開催するコースが大半だと思います。何人のメンバーが参加するのかはわかりませんが、一日で終わらないということは、相当の参加者だと思われました!
なお、当日の参加者は91名だと知らされました。すごい参加者数です!
今回の私の使用コースは「東・中」でした!
東コースは、最初にオープンした18ホールの後に、新たに造成した9ホールで、距離は短いもののピンポイントを狙うショットが要求されます。
また、後半の中コースは、中村寅吉プロが設計した、丘陵地に配置された難しいコースで、この18ホールを回ることになりました。
東コースは、上手くいけば良いスコアが出ますが、中コースは手強くて、そう簡単には良いスコアは出ません。
従って、前半に貯金をして、後半は耐えるという戦略で臨みました。
この時期は、クラブ選手権の時期で、高麗グリーンになっていて、これはいろいろなドラマが生まれます!
この記念すべき初めての月例の日が9月中旬で、クラブ選手権の1回戦マッチプレーが開催される日でした。この日のマッチプレーでは予選を通過した、A1クラスの上位の強者が戦っていました。
このコースは、高麗とベントの2グリーンですが、高麗が本グリーンで、クラブ選手権が行われる夏の時期には、高麗グリーンを使用しています。
皆さんは、今では高麗グリーンでプレーすることはほとんどないと思います。昔は高麗グリーンもありましたが、ベントグリーン全盛となり、高麗をベントに替えるコースが多かったからです。
ベントグリーンと違って、高麗グリーンは順目、逆目の芽の意識が必要で、傾斜と併せて、曲がりを読むことになります。
競技ですので完全ホールアウト(OKパットなし)ですが、高麗グリーンの50センチは、決して油断できません。短い距離を外すなど、様々なドラマが生まれるのも、高麗グリーンです!
いろいろと考えて臨んだ初めての月例ですが、果たしてその結果は?
初めての月例競技のメンバー、その腕前は? そして私の結果は?
この日の同伴者は、年配のベテランメンバーでした。いつも4人の仲間で月例競技に参加しているようでしたが、この日は一人が体調を崩してキャンセルとなり、私がその組に入ることになりました。
年齢は最高が79歳、次が71歳の二人で、私よりも年上でした。また、HDも16、18と私とほぼ同じでした。ただ、メンバーとしてのキャリアは相当長く、コースを知り尽くしている百戦錬磨だと感じました。
初めての月例の緊張感、3人が仲間だという組み合わせの難しさの中で、自分のゴルフができるか? とても不安な中でのスタートとなりました。
この3人の仲間、しかもみんな年上ということで、私は若造のようにカートを運転して走り回ろうと、割り切って考えたら気楽になり、自分のゴルフができました。
そして、皆さんに冷やかされながら、ハーフ30台が出る勢いの好調なゴルフを続け、41で終わることができました。
ところが、この上出来の前半がプレッシャーとなり、欲が出て目の前のショットに集中することを忘れていました。
難しい中コースで、これではスコアを作れるはずがありません!
結果はまったく良いところなく、45を切ることもできずに48を叩いて、トータル89でネット71でした。
この日のBクラスの優勝はネット65でしたので、惨敗です!
この日を振り返ると、後半のスコアは残念でしたが、前半では41のスコアを出せたことで今後の自信につながり、さらに後半の精神力について得た教訓は、必ず糧となると思います!
様々なことを勉強した、このコースでの記念すべき初の月例競技でした!