ライフスタイル
PAR RUSH 01
「競技の怖さ?」を感じた新年初打ちゴルフ!新ラウンド日記第30回
新しい年2021年が始まりました!
新型コロナに悩まされた2020年に続き、今年も年末から感染者の拡大が止まらず、不安な年明けとなりましたが、ゴルフは毎年恒例の、新年杯の競技で今年も幕が開きました。
今年は例年以上に寒さが厳しく、寒さとの戦いとなった新年杯ですが、昨年新しくメンバーになったホームコースの競技は、さらに勉強となるスタートでした。
今回は、この競技ゴルフで感じた怖さをお伝えします。
目次
新しいホームコースの新年杯は、寒さの中たくさんのメンバーで溢れていました!
この日の新年杯は、3コースを使用して、合計132名が参加する競技です。
通常ハンディ別で行われる月例競技とは異なり、コースにより難易度が異なること、さらに寒さが厳しいために、早いスタートではグリーンが凍っているなど、目に見えない不公平感はあると感じました。
ただし、この日は1月2日ということもあり、本当にゴルフが好きな会員が集まっていました。
早朝からフロント周りでは、新年の挨拶をする会員の姿が見受けられました。
私も、フロントの顔見知りの社員に挨拶をして、練習場へ向かいました。天候は晴れていましたが、この日の朝はとても冷え込んでいました。
この日の組み合わせは、ハンディキャップ(HD)16の方(昨年までA2クラスでHD12だったが病気でラウンドを休み、下のクラスに落ちた)、HD18の方(A2を狙えるHD16だったがHD改正で落ちた)とのスリーサム(3人組)でした。
この日のスタートの気温は氷点下4°でグリーンはもちろん、コースは凍っていました!
この日の最低気温は、車の外気温は氷点下4度でしたが、コースはそれ以下だったと思います。
練習場で球を打つと硬い球の感触が手に伝わり、寒さで手に息を吹き掛けながらの練習となりました。この寒さは、この冬一番でした。今日は辛いラウンドになると直感しました。
一週間前のラウンドでもグリーンは凍っていましたが、この日のグリーンの凍り具合はそれ以上で、グリーンの攻め方を考えさせられると覚悟したほどです。
真冬のゴルフは、グリーンの手前から攻めることが鉄則!〜でも上手くいかず、同伴者のプレーを勉強!
真冬のゴルフは、グリーンが凍っていることを頭に置きながら、直接グリーンに落とせば跳ねて止まらず、どこに行ってしまうかわからないので、手前から攻めることが必要です。
この日の最低気温と練習グリーンの状態を見れば、一目瞭然でした。ですから、スタートホールから、無理せずにグリーンに届かないクラブ選択でプレーしました。
ところが、グリーン手前の花道やラフも凍っていて、跳ねる状況でした。
とても厳しい条件でスタートして、手前から攻めるも、なかなか上手くいかずに苦労しました。
しかし、同伴者は昨年までHD12だった方と、HD15で上のクラスに上がる寸前だった方で、実力はすぐにわかり、そのプレーぶりは勉強になりました。
その中で、競技ゴルフの怖さを感じて、勉強になった2つのことをご紹介します。
この日のラウンドで競技ゴルフの怖さを感じ、とても勉強になった「2つ」のこと!~その1
この日は、少しキャンセルになったのか? 3名1組で回るスタートがとても多くありました。私の組も3名でした。HDはほぼ同じぐらいですが、経歴は違い、特にA2から落ちた方は明らかに上級者というプレーの内容でした。
HD15の上級者が、ティーショットを左に大きく曲げて、林の中を木に当たらずに飛んで行くのが見えました。
そのホールにOBはありませんが、一応暫定球を打ったうえで球を探しに行きました。
なお、暫定球もやや左に飛んでラフにありました。1球目を本人とキャディーさんで探しましたが見当たりません。必ず見つかるような場所なのに、「ないですね!」と、みんなで探しました。
暫定球は明らかに1球目より手前でしたが、本人は「暫定球を打っていきます!」と言って打とうとしました。その時、少し先のラフに最初の球が見つかりましたので、「ありました!」と声をかけましたが、本人は「もう3分以上経過したので、暫定球でプレーします!」との回答でした。
別の同伴者と、「本人がそう言うんだから、仕方ないですね」と話しました。厳密には3分以上は経過しているかもしれませんが、それも微妙で、これまでの月例競技などではなかったことです。
この方はゴルフに厳しいんだなぁと感じました。当然、このホールはグリーンもまだ凍っていて、スコアは「9」になってしまいました。この方の厳格なルールの運用という姿勢を、競技ゴルフの中で初めて経験しました。
この日のラウンドで競技ゴルフの怖さを感じ、とても勉強になった「2つ」のこと!~その2
1つ目の競技ゴルフの怖さを感じて、とても勉強になったと痛感してラウンドを続けていました。
後半の5番のロングホール(パー5)のグリーン上で、ある同伴者がパットをする前にラインを読んでいた時に、厳格な上級者が「あまり言いたくないけど、インターバルが長いですね」と呟きました。
この一言には言われた本人もビックリしたでしょうが、私もドキリとしました。私も月例などの競技には出ていますが、これまでのラウンドで、このような言葉を聞くことはありませんでした。
言った本人の「あまり言いたくないけど……」という言葉に、積もり積もった言葉だったと理解しました。
私もそれまでに、彼のプレーに対して、少し遅いし、ラインを読むのに時間をかけ過ぎだと感じてはいましたが、この言葉を発するほどとは思っていませんでした。
言われた当人は少し動揺したのか、この短いパットを外してしまいました。スロープレーは罰になりますが、競技ゴルフの厳格さ、怖さを感じました。
前半の暫定球の処置といい、ゴルフに厳しい方だからこその言葉でした。
これから、競技ゴルフを続けていく上で、今回の新年杯は私にとって、とても貴重な経験になりました。
ご一緒していただきまして、感謝いたします!