ライフスタイル
かずやん@ティーチングプロ
ショートコースを活用して効率よく上達する方法
こんにちは、かずやんです。
ショートコースを利用されたことはあるでしょうか?
ショートコースは一般的なゴルフコースより距離が短く、パー3のホールを中心に作られたゴルフコースのことをいいます。
距離が短いこともあって、短時間でプレーできますし、料金もお手頃です。
まだコースでプレーしたことのない方は、まずショートコースで慣れておくと良いと思います。
今回はショートコースの活用方法についてご紹介します。
コースでのプレーに早く慣れることができる
練習場とは違い、コースでプレーする時はいろいろとやることがあります。
ショートコースでもやることは同じです。
まずはショートコースで一連の流れに慣れておくと、心に余裕が生まれて、プレーに集中できると思います。
まずスタートするまでにすることは主に5つあります。
1.コースの予約(場所によっては不要)
2.事前準備
3.フロントの受付
4.着替え、練習(場所によってはない)
5.スタート
ショートコースの場合、練習場と併設していたり、受付も簡素化されているところもあるので、事前の予約が不要の場所があります。
その場合、予約なしで現地受付で対応してくれますので、気軽にプレーを楽しむことができます。
とはいってもコースでプレーをするので、クラブやボールなどの準備はしっかりしておきましょう。
フロントで受付をしたら、スタートまでに着替えや練習をしておきましょう。
場所によってはロッカーがなかったりしますので、その場合は車の中で済ませるようにしてください。
練習する場所がない時は、ストレッチと素振りを入念にしておきましょう。
スタート時間の10分前にはスタートホールにいるようにしましょう。
ショートコースでもマナーやルールは変わりません。
テンポよく各ホールを回っていくので、コースのプレーに慣れるにはショートコースは最適です。
アプローチ中心のショットに集中できる
ゴルフでスコアを縮めるには、短い距離の打数を減らすことが最も効率的です。
100ヤード以内の打数をある程度まとめられるようになったら、100切り、90切りするのも簡単になってくるでしょう。
ショートコースでは、実際の芝生の上でのパッティング、グリーン周りのアプローチをたくさん経験できるので練習目的でプレーするのも良いと思います。
練習場でボールを打つことに慣れるのも必要ですが、コースに行って芝生の上でボールを打つことに慣れるのも大切です。
パッティングやアプローチは地味な練習になりがちなので、苦痛に感じる方もいるかと思います。
あまり窮屈に考えず、ボールを高く上げてみたり、ラフからショットしてみたりと遊び感覚で練習してみると良いかもしれませんね。
現状を把握するクセを身に付けましょう
ボールを打つまでにたくさんの情報を整理して、最善のショットを選択するクセを身に付けましょう。
コースに慣れていないとボールを打つことに必死で、周りが見えていないことが多くあります。
今ボールがどんな状況なのかをしっかりと把握して、より良い結果になるようにしていきましょう。
把握する内容は、
・飛距離の計算
・ライの状態はどうか?
・地面の傾斜
・狙う場所との高低差
・風向きと強さ
・天候
・ハザードはあるか?
となり、7項目あります。
ボールを打つまでに毎回7項目も判断しないといけないと思うと、ちょっと大変に感じるかもしれませんね。
文章で書くとたくさんあるように感じてしまいますが、実際は目で見たり、肌で感じる感覚を意識するだけで、すぐに判断できてしまうことなので安心してください。
唯一頭を使うのは飛距離の計算くらいです。
7項目の補足をすると、まず飛距離の計算は狙う地点まで何ヤード飛ばす必要があるのかを計算することです。
その時に、高低差もどのくらいあるのかを計算に入れないと狙った距離が出ないことがあります。
計算の仕方は1メートルの高低差に対して1ヤードの差をつけるのが目安です。
例えば残り100ヤードで、5メートル低い場所に目標があるなら、マイナス5ヤード
して95ヤードを打つことになります。
ライの状態というのは、ボールがどんな場所にあるのかという意味です。
フェアウェイ、バンカー、ラフなど様々な状態に遭遇します。
バンカーでも、砂の上に乗っている時と、埋まっている時では打ち方を変える必要があります。
また、埋まった深さや砂の硬さによっても打つ強さやスイングを変えなくてはいけない状況が出てきます。
ライの状態はしっかり見て判断していきましょう。
傾斜はボールの行き先、弾道、打ちやすさに変化をもたらします。
主に4パターンあります。
・つま先上がり
・つま先下がり
・左足上がり
・左足下がり
状況によってはつま先上がりの左足上がりという感じで2つのパターンが複合されている傾斜も遭遇します。
右利きの場合、つま先が上がるとボールは左へ、下がると右へ曲がります。
左足が上がるとボールは上に高く上がりやすく、下がると低くなります。
傾斜の角度が大きいほどボールに与える影響も大きくなりますし、あまりに大きいとクラブを振りにくくなってくるので、打ち方にも影響が出てきます。
ボールにどのくらいの影響が出てくるのかは経験で学ぶしかありません。
打つ技術が向上すると、多少の傾斜なら気にせず打てるようになりますし、体が打ちやすいように自然と構えられえるようになります。
風向きと強さもボールにどのくらい影響するのかは経験で学ぶことになります。
追い風のことをフォロー、向かい風のことをアゲインストと言います。
フォローだと風に乗ってボールが飛び過ぎることがあり、アゲインストだと飛びませんので、飛距離の計算が必要です。
左右から来る風は、流れる向きによってボールが曲がるので、狙う向きを修正しなくてはいけなくなります。
ハザードは、池やOB、バンカーなどの障害物のことです。
ハザードによっては狙い方を変える必要が出てくるので、周りがどんな状況なのか把握しておきましょう。
人間は感覚という素晴らしい機能を持っているので、頭で考えなくても感じることで物事を判断することができます。
あまり考え過ぎず、自分の感覚を信じたほうが良い結果になったりするので、判断できない時は、感じたままを素直に受け止めてチャレンジしてみましょう。