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ライフスタイル

悩めるSO-RYO

ゴルフの神髄はいったいどこにあるのでしょうか?

みなさんはゴルフにどのように出会い、どれだけ楽しめているでしょうか?

毎日のように練習やコースに出かける人もいれば、コンペの時だけという人もいるでしょう。

ゴルフというスポーツは健康的にも精神的にも人間的にも、ためになることや興味を惹かれることがたくさんあります。

ここではゴルフの奥深さを探っていきたいと思います。

ゴルフとの出会い

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みなさんにもゴルフを始めるきっかけがあったでしょう。

私の場合はまさにタイガー・ウッズでした。

もともと学生時代は野球をやっていて甲子園を目指していました。

転機は大学に入学するときでした。

野球をどこまでするのか。高校までは明確な目標がありましたが、大学にはありませんでした。

プロを目指しているならともかく、そうでもないのに打ち込むのは難しいと思い、他に何かないかと考えました。

ゴルフなら就職をして社会に出た時でもコミュニケーションツールとして役に立つだろうと始めました。

またゴルフ界はタイガーの全盛期で、スーパースターに憧れてというのもありました。

いまだにタイガーを追いかけていますが。

ゴルフを始めた当初はそう真剣にもやっていなかったし、純粋に楽しめたらいいという程度のものでした。

お付き合いのゴルフや接待に行ければというところでしょうか。

それがいつからでしょうか、競技に出てプロと回ろうなんて考えるようになったのは。

スコアが良くなると目標もできる

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大きく意識が変わっていったのは90を切ってからでしょうか。

ベストスコアを更新するたびにモチベーションも上がってきた気がします。

人によってスコアの壁というものをよく耳にしますが、雑誌でもよくあります。

100を切るにはこうしましょう。

90を切るにはどうしましょう。

人によって合う合わないはあるでしょうが、少なくともコツのようなものはあると思います。

階段をいかに効率良く目標に応じて的確に練習して上っていくか。

ゴルフをしているすべての人に当てはまる課題だと思います。

始めの頃は競技に出ても成績は目に見えて良くありません。

当たり前に90を叩いたり、予選落ちは当たり前です。

しかし競技となるとまったく見ず知らずの人と回ることになります。

そうすると、もちろんスコアが良くないと結果はついてきませんが、人の輪ができていきます。

いろんな人と出会うことができるし、勉強にもなる。

上手な人と回る機会があると上手にゴルフするものだと感心してしまいます。

そんな中で学んだのが、ゴルフは上手ければいいということではないということです。

ゴルフが上手になるということ

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ゴルフが上達していくと少しゴルフに余裕ができてきます。

すると周りが見えてきます。

ゴルフは個人スポーツとは言われるものの、ひとりで回るものではありません。

多くは4人でパーティーを組んで回らないといけない。

そんな時にお互い純粋にゴルフを楽しんでいい1日を過ごせるかは、結局のところ上手いかどうかではない。

互いの気遣いや思いやりがないと、いくら上手くても「またこの人と回りたい」とは思えない。

逆に言えば、上手いのにそんなことで悪く思われることはもったいない。

スポーツマンシップとは何だろうか?

ただ上達すればよいのか。

どうしてゴルフが「紳士のスポーツ」と言われているのか。

技術が向上すればするほどよく考えたい。

こう考えると、ゴルフをすることは人間を鍛えることでもあるように感じます。

知らず知らずのうちに体得していくものでいいと思っています。

始めたころから気難しくしているとやる気も失せてしまうかもしれません。

まずは純粋にナイスショットを目指して、ゴルフ場でラウンドする気持ち良さを求めて始めてください。

そのうちに考えないといけない時がやってきます。

ゴルフを人生に例えたりもしますが

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ゴルフは人生そのものだということを聞いたことがある人もおられるでしょう。

いいこともあれば悪いこともある。山あり谷ありで、簡単にはいかない難しさがあります。

それでも我々を熱中させてくれるのは、思い通りにいった時の幸福感です。

悪いショットが続いてもたまにとんでもなくいい球が打てます。

こんなことを繰り返しているとやめられません。

また、ゴルフに正解はないと思っていて、どんな球を打とうがミスをしようが4打で上がればスコアは4です。

もちろん18ホールの流れのようなことを考えれば話は変わってきます。

同じパーの取り方でも、バーディーを逃したのか難しいパットを決めたのかでは、次のホールでの精神状態は変わってきます。

このようにいろんな角度から見ることができる。

ひとつのプレーでもきりがありません。

これがゴルフの奥深さだと思っています。

人生の凝縮されたゴルフに、考えようは無限のゴルフ。

これがゴルフの神髄ではないでしょうか。

小さなことを深掘りし奥深さを皆さんに知ってもらえるような記事をこれからも書いていきたいと思います。