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この年令で驚く飛距離!驚きのシングルさんとラウンド!〜新ラウンド日記第17回
ゴルフは年令に関係なく楽しめるスポーツです。それは、ティーによって距離設定も違いますし、年令に関係なく様々なハンディキャップをつけることができるからです。
ゴルフの大好きな方の中には、年を重ねても、元気にゴルフを続けている方が少なくありません。
今回は、前も何度かご一緒してラウンドをしたことのある年配の方と、月例でご一緒しました。
ラウンドの途中で、同伴者とともに初めて年令を聞いてびっくり仰天したシングル、Aさんのお話です。
目次
年令は何歳ですか? その答えで77歳と聞いて、同伴者全員ビックリ!
今回の月例のメンバーは、組み合わせではありましたが、前からクラブで何度か顔を合わせて挨拶をする、楽しい仲間のラウンドでした。
この方達は私よりもハンディキャップ(HD)が上で、もちろん皆さんがシングルHDでした。
それでもスタートからガチンコ勝負でホールが進んでいきました。
一番年配のAさんは明らかに年令は相当上に見えましたが、これまで何歳なのかを確認したことはありませんでした。
ラウンドが後半に差し掛かったところで、Aさんに「お年はおいくつなんですか?」という質問をしました。すると返ってきた答は、なんと「77歳です!」とのことでした。
この「77歳」という答えには、私を含めて同伴者3人が絶句しました。70歳ぐらいかなぁとは思っていましたが、77歳と聞いてびっくりしたのです。
それは、その若々しさが溢れるスイングとプレーぶりがあったからです。その年齢で、ドライバーの飛距離はおよそ200ヤード程度でしたから、「お化けでしょう!」という話になりました。
とても、その年には思えない飛距離でした!
メンバー歴は44年、それはバブル崩壊のずっと前です!
このAさんがホームコースのメンバーになったのは、1975(昭和50)年だそうで、今から44年前のことです。
もちろん、バブル景気になる前の時代で、まだ、付近にはゴルフ場も少なかった時代です。
この1975年は、ホームコースが開場してわずか6年後のことでした。その時代から44年間、このコースでずっとプレーしてきたのです。
その当時は、もちろんアクアライン(東京湾横断道路)もなく、高速道路も途中までしか開通していませんでした。
Aさんは、仕事の関係でコースの近くに住むことになったので、このコースの会員権を100万円で購入したと話していました。
バブル期には、会員権業者が1000万円で買いに来たと明るく話をしていました。
77歳とは思えないプレーぶり!
さて、この77才のメンバーのプレーぶりを紹介しましょう!
スタート前に、鳥かごですが、ほとんどのメンバーは練習します。しかし、その方はいつも練習場には姿を見せずに、まず練習グリーンでパット練習を入念にします。
今回は同伴なので、しばらくそのパット練習を見ていると、さすがとうなずかされる距離感と絶妙なタッチです。
これが、この年令になってもシングルを維持している腕かと感じました!
そして、練習はこれで終わりません。東の9番のグリーンの奥で、素振りを始めました。これを結構な時間やってから、今度は松ぼっくりをアイアンで打ち始めました。
なるほど、練習場で、ボールは打たないけれど、しっかりと練習はしているんだ! とわかりました。
スタートしていつも感じることは、そのスイングです。とても77歳とは思えない、しっかりと捻転したスイングで、何よりも力強さがありました。
これが、ドライバーに限らず、アイアンも一緒です。ダウンブローに振り抜いていきます。
側で見ていて、そても77歳のスイング、ボールの弾道ではないと感じます!
そして、ミスをした時の悔しがる姿が半端ではありません。でも、このゴルフに対する向上心が、77歳でも、バリバリと競技で戦っていける精神力と体力を維持できている原動力だと思います。
今年エージシュートを達成しています!
今年の月例で、「前半38、後半39」のトータル77でエージシュートを達成しています。通常の月例競技ですので、年令による距離のハンディはありません。
そんな月例競技での、エージシュートは本当に立派です!
もっとも、77歳にしてこの飛距離を維持していることを考えれば、それも納得できます。
ドライバーのティーショットも飛距離が出ますが、もちろんアイアンなどもしっかり飛びますので、エージシュートも可能でしょう!
自分があの年令になった時に、同じようにゴルフをやっていられるか? と考えた!
今回、同組でプレーして、年令を聞いて驚き、改めてそのプレーぶりを見ていて、自分も77歳になった時にこのようなゴルフプレーができるだろうか? と考えさせられました。
飛距離の維持、技、そしてゴルフに対する貪欲な挑戦力、これは並みの精神力ではできないと思います。
エージシュートができる・できないではなく、この負けない・負けたくないという気待ちを77歳の年令で維持できることは、素晴らしいことです。
私も、この負けない気持ちを持続させていきたいと思います!