ライフスタイル
おっ3
冬こそチャンス!スイング作りをするなら今です
ブクブクに着ぶくれして、手はかじかんで感覚が鈍い……。
こんな季節こそ、スイングを作り直すチャンスです。
年末・年始の運動不足解消も兼ねて、一念発起してチャレンジしてみませんか?
なぜ冬がスイング作りに向いているのか?
ゴルフのハイシーズンや夏場ではなく、冬がスイング作りに向いているのはなぜでしょうか?
それは、動き難くて手先の感覚が鈍り、器用に動けなくなるからです。
器用に動けない! ということは、『手先で当てにいくのが難しくなる』ということでもあります。
さらに、ミスショットの時に手に残る感覚はどの季節よりもシビアで、ショット良し悪しによる距離の差も大きくなるため、成果を確認する上では最適だと思います。
人により様々とは思いますが、ハイシーズンよりも冬場はラウンド数が減る方が多いと思います。
ということは、直前のラウンドのためにボールに当てにいくスイングを封印して、しっかりしたスイングを作るためには絶好の機会とも言えると思います。
という理由から、冬こそスイング作り! と『おっ3』は考えるのです。
おススメの練習法~軍手~
両手に軍手をしてください。2枚重ねできるならばなお良いです。
手先、指先の感覚でクラブを操作しにくくしてしまうのです。
最初は、ものすごい違和感があると思います。裏を返せば、それだけ手先や指先の感覚に頼ってスイングしているということではないでしょうか?
軍手着用で、下半身主導のスイング練習をしてみましょう。
最初は、小さなスイングから!
30ヤード程度の距離にあるターゲットに向かって、下半身主導で手先・指先の感覚を封印してスイングしてみましょう。
当たらなくても、狙った方向に行かなくても、絶対に手先や指先を使おうとしてはいけません。
この練習の目的は、敏感な部分の感覚の封印ですから。
少しずつ慣れて来ると、下半身主導の動き方を『アタマ』ではなく『カラダ』でわかって来ると思います。
徐々に振り幅を大きくして、冬の間にフルスイングまでできるようになることを目標にしましょう。
春を迎える頃には、下半身主導の安定したスイングを習得できるように!
タオル登場!
『1枚のタオルが、あなたのスイングを変える!』
なんて大袈裟な表現(笑)。
しかし、タオル1枚で様々な練習が可能なのは事実です。
軍手と同様に、手先・指先の感覚を封印するために、グリップをタオルでグルグル巻きにしてください。
そして、タオルの上からグリップしてスイング練習しましょう。
小手先でボールに当てにいっても、まったく上手く当たらないと思います。
これも小さな振り幅のスイングから始めましょう。
この練習で、『カツン!』とボールとクラブヘッドが直接コンタクトするようになれば、かなりレベルアップしていると思います。
タオルを使った練習その2は、大き目のタオルを両脇に挟んでスイング! です。
タオルを落とさずにハーフスイングできたら合格です。
『おっ3』は、この状態でスイングすると、低めのドローボールが出ます。
タオルを使った練習その3は、尻尾振り! です。
タオルの片方の端に結び目を作ってください。反対側は、ベルトなどに挟んで、尻尾のようにつけてください。
この状態で、素振りをしたり、普通に打球練習してみてください。
注意いただきたいポイントは、ダウンスイングの時にタオルを勢いよく振ることです。ヒップターンが鋭くなり、飛距離が伸びるはずです。
暖まるまで!
練習する際にも、汗をかくまで準備運動してくださいね。
それでも、まだ身体が暖まらない時は、スイングのバランスを整えることとスイングする筋力をつけること、足の踏ん張りの感覚を身に付けること(呼び起こすこと)などを目的に、ちょっと腰を落として連続素振りをしてみましょう。
不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは手打ちではまったくスピードも上がらない上に、バランスも取れません。
足裏で地面をつかむようにどっしりと構え、足腰はしっかりと踏ん張らないと振れません。
足で踏ん張ったまま、お尻を回すようにしてみてください。
連続で振るためには、こうした大きな筋肉を使う必要があります。
どんなに速く連続素振りを繰り返しても、バランスが崩れないようにトライしてみましょう。
お尻で壁押し!
『おっ3』は何度か、お尻の筋肉を使うスイングをおススメしています。
大きくて強い筋肉ですが、良い意味で不器用です。手先のような動きはできません。
それがスイングの時にはプラスに作用します。
いろいろな動きをするのが苦手ということは、正しい動きを覚えたら、何度でもその動きを繰り返しやすいということでもあります。
では、ボールを打ちたい! 当てたい! 高さを出したい! そんな衝動を封印しやすい冬に何をするのが良いでしょうか?
『おっ3』のおススメは、お尻で壁押しトレーニングです。
では、その方法です。
壁に背中を向けて、両腕を胸の前で組みます。そのままアドレスの姿勢を取ってください。
お尻は壁から5センチ以上離れているような位置取りをしてください。
バックスイングでは、膝はできるだけ動かさずに、右のお尻で強く壁を押します。この時、右の太腿やハムストリングも使って、目一杯踏ん張ります。
切り返したら、左のお尻で壁を押します。
バックスイングの時とは反対に左の太腿とハムストリングで、しっかりと踏ん張ります。
この時、右膝が前に出ないように注意してください。
10回以上繰り返すと身体がポカポカして来ると思います。
大きな筋肉を使ったスイングを身に付け、その大きな筋肉がポカポカと熱を発するような練習をしましょう。