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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

冬の寒さと強風の中でスコアをまとめるには?

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回のお話は、「風の中のゴルフ」についてです。

風の中のゴルフは我慢大会です

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今更ですが、風の中のゴルフはとても難しいです。

条件が悪いのですから良いスコアは出ません。

しかし、自分だけが悪い条件ではありません。コースにいる全員が同じ悪い条件なのです。

つまり、「我慢大会」です。

我慢大会の必勝法は、我慢しなくてはいけない部分をできるだけ少なくすることです。

風が吹いていて、体も寒さを感じてはとても我慢ができませんが、風の中でも寒さをしのげれば、ゴルフはそれ程苦になりません。

冬の風の中でのプレーは、薄手でも風を通さないウインドブレーカーと大きめのネックウォーマーが必需品です。

老練なプレイヤーと経験豊富なプレイヤーは、泣き言を言いません。彼らは、十分な寒さ対策を心得ているのです。

風の中のプレー

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条件の悪い中でのプレーは、最初に泣き言を言った人間から崩れていきます。

寒い風が吹く中では、良いスコアは出ませんので、「我慢大会」です。

それを前提に、コース攻略をしていきます。そのためには以下の心掛けが必要です。

・ボールを上げない

・強く打たない(フルショットをしても報われません)

・無理にグリーンを狙わない(花道か安全サイドに刻む)

アゲインストの風の中でも、グリーン手前にハザードがなければ、大きなクラブで、力感なく軽く振ってグリーンを狙います。

風の中では、強く打ってはいけません。強く打たれたボールはバックスピンが掛かりボールが吹き上がってしまいます。

6割くらいの力で軽く打ちます。

風の中のプレーは、体も使わなくて良いです。コンパクトな手打ちに徹します。

大きくテークバックをすると体もシャフトも風の抵抗を強く受けてしまいます。

ライバルに勝てるかも知れません

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コンパクトな手打ちくらいのつもりでショットを重ねていけば、ゲーム感が生まれて来ます。

寒い風の中でゲーム感をつかめれば、当然優位に立てます。

寒い風の中でコースにいることは、コース全体がハザードですから、我慢をしていれば回りが崩れていきます。

風の中でも寒さをしのげれば、我慢ができます。

できるだけ薄着で、風を通さない服装と大きめのネックウォーマー。

スイングは、コンパクトな手打ち。

泣き言を言っている同伴競技者を尻目に、悪条件の中でライバルに勝ちましょう。

皆さん良いスコアは出ませんので、普段はなかなか勝てないライバルに勝てるかも知れません。 

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。