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“接待ゴルフにおける「鬼」気くばり”とは?

みなさんは接待ゴルフのご経験はありますか?

安倍首相がアメリカのトランプ大統領の来日をもてなす手段として、ゴルフを活用したのは有名ですね。

『電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり』という本によると、かなりの準備をして接待ゴルフに挑むようです。

本で紹介されている内容を一部ご紹介したいと思います。

気くばりとはクリエイティブ

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気くばりというと、ごますりやおべっかちゃんのイメージがあります。しかしこの本によると、「鬼」気くばりというのは相手のかゆいところに手が届くような、クリエイティブさが要求されると書かれています。

豊臣秀吉や、石田三成など歴史上の人物も、気遣いが非常に上手く、それがきっかけで出世していったというのです。

実際にあったのかわかりませんが、よく接待ゴルフでイメージされるのは、林の奥に隠れて、取引先のボールをフェアウェイに戻すという典型的なヤツです(笑)。

しかし、電通マンの気くばりはそのようなものではありません。

そんな電通マンの「鬼」気くばりは、接待ゴルフの時、どのように行われるのでしょうか?

もし接待ゴルフの機会があれば実践してみてはいかがでしょうか?

接待ゴルフにはカメラマンを用意する

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電通マンが取引先とのゴルフで用意するのはカメラマンだそうです。

確かに言われてみると、ゴルファーには自分のスイングしている写真や動画を撮影してほしい人が多いですね。

そして撮影した記念写真や、スイング写真を後日、額に入れてプレゼントするというのです。プレゼントされた人のほとんどは喜ぶはずですね。

営業マンからするとゴルフプレーの後も関係を維持することができるメリットがありますね。

ポケットに消しゴムを持ち歩く

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電通マンはラウンド中に消しゴムを持ち歩いているようです。

取引先の人がスコアカードの記入を間違えてしまった時に、そっと消しゴムを差し出すそうです。

正直、線を引いて消せばいいのでは? と思いますが、ゴルフ中は人となりがよく見られています。

そんな時消しゴムそっと差し出した営業マンは『なんて気を使える営業マンだ!』と取引先に思われるはずです。

この消しゴムには、相手を気遣う以上に、自分をよく見せることができるメリットがあるのではないでしょうか?

『電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり』(講談社+α文庫)

読んでみると、そこまでやる必要ある!? と思ってしまうほどの気くばりです。

なかなか実践しようとは思いませんが、読み物としては面白い本です。仕事で取引先とのつきあいが多い方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。