アドレス、スイング、パッティング……渋野日向子プロに学ぶもの！

『しぶこ』フィーバーに沸くゴルフ界。

『おっ3』の年齢からは、まさに娘の世代です（笑）。

そんな年若い渋野プロには、アマチュアが参考にできる要素がいっぱいです♪

重心は低く！

アドレスでここまで重心を低く取るプロはあまりいないと思います。ワイドスタンスで、一般的なプロよりも膝をかなり深く曲げています。

以前は、もっと重心位置を高く取っていたそうですが、スイングを改造していく過程で、ここに辿り着いたとあるテレビ番組で見ました。

しっかりと股関節が入り、下半身の大きくて強い筋肉の力を使ってスイングしようとする意思を感じられます。

我々アマチュアは、重心が高かったり、お尻を落とすだけでかかと体重のアドレスを取ってしまうケースが多々見られます。

『しぶこ』のように、低重心でしっかりと股関節が入り、足裏全体で地面をつかむようなアドレスは、とても参考になると思います。

振り抜き抜群！

下半身の安定をベースに、躊躇（ちゅうちょ）なく振り抜くスイングは見ていてとても気持ちが良いですよね。

ボールに当てに行く感じはまったくなく、クラブのフェース面とボールがコンタクトした後、クラブヘッドがさらに加速していくかのような雰囲気を感じます。

おへそが完全に飛球線方向を向き、肩はフルターンして右肩が飛球線に向いています。フォローの大きなスイングから、シャフトが首に絡みつくまで振り切っています。

当てることに懸命なレベルのアマチュアは、ここまで振り切る勇気を持てないかもしれません。

ミスショットへの恐怖を封印して、『しぶこ』の振り抜きを真似てみてください。飛距離アップに加えて、ミート率も向上すると思いますよ。

届かなければ入らない！

『しぶこ』のパッティングは、常にオーバー目に打って来ます。まさに『届かなければ入らない！』を実践しています。

カップインできなくても、届かない後悔はしたくありませんよね。ただし、攻めのパッティングができるのは、返しのパットを入れる自信があればこそです。

トーナメントのラウンドの後にも、パッティンググリーンで練習を続ける『しぶこ』の姿がよく見られるそうです。

ショートパットを磨き、強気のパッティングを貫きたいものです。

アマチュアゴルファーにとって、『しぶこ』は良き先生でもあるようです。