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PAR RUSH 01
初心者1名を入れた組合わせでの中上級者の気遣いとは?
ゴルフは、基本的に4名1組でプレーします。さまざまな理由で、たまたま中上級者3人に、まだまだ100を切れない初心者1人が、一緒に回ることになる場合もあります。
ゴルフは、上級者と回れば勉強することがたくさんあり、これから上達したいというゴルファーにとっては、絶好の勉強の機会です。
しかし、この組合わせは、いまだ100が切れない初心者にとっては、とてもつらい組合わせです。
だからこそ、こんな組合わせの時の中上級者には、初心者にゴルフ上達の意欲を持ってもらえるような気配りが必要ではないでしょうか。
今回は、そのお話です。
目次
中上級者は、プレーのリズムが狂うかもしれません!
3人の中上級者は、淡々とプレーを続けていることでしょう。
少しぐらいミスショットになることはあっても、大ミスはせずにパーやボギーでたまにダボ(ダブルボギー)程度で、ホールが進んでいくでしょう。
一方、初心者はティーショットからショットが曲がり、トップ・ダフリと乱れて、スコアはダボ・トリ(トリプルボギー)・ダブルパー(パーの2倍のスコア)と、大叩きになっていることが考えられます。
こうなると、3人の中上級者のリズムが狂うかもしれません。
それでも「早くしろよ!」などといった態度を見せずに、頭が真っ白になっている初心者のことを温かく見守ってあげましょう!
これは、決して初心者だけのことではありません!
このようなつらい状況は、何も初心者だけのことではありません。
例えば、月例などのクラブ競技で、ハンディキャップ(HD)5〜8ぐらいのメンバー3人(それぞれが顔見知り)と、中級者の組合わせの場合などで、中級者の調子が悪い時など、前述の初心者と、同じような境遇になることもあります。
もちろん、丁寧に対応してくれる上級者もたくさんいますが、中には「えっ!」と思いたくなる人もいます。
こういう上級者にはなりたくない、ゴルフは技術が高ければいいというものではないと思います。
温かい目で見てあげて、初心者のモチベーションにつながるラウンドにすること!
さて、中上級者と同組になった初心者は、申し訳ない、迷惑をかけてしまうという思いで、憂うつなラウンドになることでしょう。
そんな気持ちを少しでも和らげてあげる努力をして、初心者が上級者の技術やマネジメントを勉強して、さらなる上達を目指すモチベーションにつながるようにすることが、中上級者の責任ではないでしょうか?
ゴルフはその人なりの実力で、楽しくプレーしてもらうことが大事です!
ゴルフはスコアを競うゲームですが、そこにはハンディキャップがあり、その人の実力に合わせて、楽しむことができるスポーツです。
ですから、中上級者は初心者がプレーしやすい環境を作ってあげて、気持ち良くプレーができるようにしてあげることが必要です!
くれぐれも「ゴルフは嫌だなぁ!」という気持ちにならないように、注意しましょう!