Gride

gettyimages/1137846787
getty

ライフスタイル

PAR RUSH 01

「起死回生の一打!」がゴルフを救う、そんな経験はありませんか?〜ゴルフ「あるある」物語vol.3

ラウンドをしていると、つまらないミスをしてダボ(ダブルボギー)を叩いたり、せっかくの寄せワンチャンスで短いパーパットを外したりと、何となく締まらないゴルフを展開して、スコアがまとまらない、などという経験はありませんか?

でも、そんな時に、起死回生の一打が状況をガラッと変えたという経験が、あると思います。

そうです。ゴルフは、ちょっとしたきっかけで変わる、微妙なものだというお話です!

早速、ゴルフ「あるある」物語vol.3をスタートしましょう!

スタートから、何となくショットも好不調の波で、さらにパットも入らない!

getty

スタートから、このところ好調だったショットが今ひとつで、大ミスはないのにつまらないミスで乗らず、寄せてもパットが入らず、イライラのゴルフでした。

そうこうしているうちに、ドライバーからひっかけで、しのげずにダボを叩いて、「前半はダメだなぁ」と心の中で嘆いていました。

このままでは、ハーフのスコアが45を超えてしまいそうな感じの、締まらない内容でした。

そんな中迎えた8番のティーショットも、手応えは今ひとつで、左のラフかな? と思い行ってみると、結構飛んでいて、残りは118ヤードでした。

ここは何とか乗せてパーを取って、「連続パーで上がりたい」と思いました!

しかし、追い詰められた中でのスーパーショットがゴルフを変えた!

今日の前半は駄目だなぁと思いながら、8番のティーショットも決して会心ではなくて、何となくモヤモヤ感が漂っていました。

2打目地点に行ってみると、ボールはわずかにラフに入り、ボールの前にはやや密集した芝があります。

ここから、グリーンを狙うと芝の抵抗もあり、ライはやや左足下りでグリーンはやや打ち上げになります。グリーンの手前には高い木があり、ショットには高さも必要です。

距離は118ヤード程度でした。風は少しアゲンストが強く、とても難しいショットになると判断しました。

左足下りで、球を上げて木を越して、しかも受けがきついグリーンなので奥には持って行きたくない、これをピンそばに付けるというのは、まさにスーパーショットが必要です!

雑念を捨てて、振り抜いたショットは、芯を食った打感で、真っすぐにピン方向に飛んで行き、ピンそばに止まりました。

年に何回もないほどのスーパーショットです。これを入れてバーディーとしました。

ここまでのモヤモヤ感を払拭して、一気に行ける雰囲気が出て来ました。

このバーディーで、ゴルフがガラリと変わり、最終ホールもパーを奪取しました。

まさに、起死回生の一打でした!

その一打が、後半の我慢につながる!

getty

こうなると、気分がまったく変わります!

ゴルフは、そんなちょっとしたことで大きく変化します。

後半は普通のラウンドの感じに戻り、ショットは相変わらず不安定だったものの、バーディーもあり、ダボもあり、耐え忍ぶパーもありと、出入りの激しい内容ながら、何とか踏ん張りました!

後半の踏ん張るゴルフは、前半8番の起死回生の一打が、我慢するラウンドを作ってくれたと思います。