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PAR RUSH 01
「起死回生の一打!」がゴルフを救う、そんな経験はありませんか?〜ゴルフ「あるある」物語vol.3
ラウンドをしていると、つまらないミスをしてダボ(ダブルボギー)を叩いたり、せっかくの寄せワンチャンスで短いパーパットを外したりと、何となく締まらないゴルフを展開して、スコアがまとまらない、などという経験はありませんか?
でも、そんな時に、起死回生の一打が状況をガラッと変えたという経験が、あると思います。
そうです。ゴルフは、ちょっとしたきっかけで変わる、微妙なものだというお話です!
早速、ゴルフ「あるある」物語vol.3をスタートしましょう!
スタートから、何となくショットも好不調の波で、さらにパットも入らない!
スタートから、このところ好調だったショットが今ひとつで、大ミスはないのにつまらないミスで乗らず、寄せてもパットが入らず、イライラのゴルフでした。
そうこうしているうちに、ドライバーからひっかけで、しのげずにダボを叩いて、「前半はダメだなぁ」と心の中で嘆いていました。
このままでは、ハーフのスコアが45を超えてしまいそうな感じの、締まらない内容でした。
そんな中迎えた8番のティーショットも、手応えは今ひとつで、左のラフかな? と思い行ってみると、結構飛んでいて、残りは118ヤードでした。
ここは何とか乗せてパーを取って、「連続パーで上がりたい」と思いました!
しかし、追い詰められた中でのスーパーショットがゴルフを変えた!
今日の前半は駄目だなぁと思いながら、8番のティーショットも決して会心ではなくて、何となくモヤモヤ感が漂っていました。
2打目地点に行ってみると、ボールはわずかにラフに入り、ボールの前にはやや密集した芝があります。
ここから、グリーンを狙うと芝の抵抗もあり、ライはやや左足下りでグリーンはやや打ち上げになります。グリーンの手前には高い木があり、ショットには高さも必要です。
距離は118ヤード程度でした。風は少しアゲンストが強く、とても難しいショットになると判断しました。
左足下りで、球を上げて木を越して、しかも受けがきついグリーンなので奥には持って行きたくない、これをピンそばに付けるというのは、まさにスーパーショットが必要です!
雑念を捨てて、振り抜いたショットは、芯を食った打感で、真っすぐにピン方向に飛んで行き、ピンそばに止まりました。
年に何回もないほどのスーパーショットです。これを入れてバーディーとしました。
ここまでのモヤモヤ感を払拭して、一気に行ける雰囲気が出て来ました。
このバーディーで、ゴルフがガラリと変わり、最終ホールもパーを奪取しました。
まさに、起死回生の一打でした!
その一打が、後半の我慢につながる!
こうなると、気分がまったく変わります!
ゴルフは、そんなちょっとしたことで大きく変化します。
後半は普通のラウンドの感じに戻り、ショットは相変わらず不安定だったものの、バーディーもあり、ダボもあり、耐え忍ぶパーもありと、出入りの激しい内容ながら、何とか踏ん張りました!
後半の踏ん張るゴルフは、前半8番の起死回生の一打が、我慢するラウンドを作ってくれたと思います。