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ゴルフを楽しむための“ニギリ”!コンペに役立つペリア・新ペリアとは?

今回は、前回に引き続き大人数型のニギリ(?)をご紹介します!

ニギリと言っても、コンペでは限られたものしかありません。

ストローク戦で単純にニギることが多いのです。ハンデがあっても実力戦になってしまうことが多いので、上手い人が勝つようになってますね!

しかし、コンペには順位づけする際によく用いられる、ぺリア・新ぺリアというゲームがあります。今日はこれを中心にご紹介いたします。

コンペに勝つ方法として、読んでみてくださいね!

大人数のコンペによくある「ぺリア」「新ぺリア」って何?

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・ぺリア方式とは?

簡単に言うと 隠しホールから算出されたハンディキャップをグロススコア(実打数)から引いたものということになります。

細かくいうと、隠しホール6ホールの合計スコアを3倍にして、パーの合計(通常のコースだと72)を引いて、×0.8をしてネットスコア(ハンデを入れたスコア)ということになります。

例えば、パー72のコースで、グロススコア「95」、隠しホールの合計が「33」だとすると、

(33×3-72)×0.8=21.6

95-21.6=73.4

となります!

しかし、ぺリアは隠しホールの数が少ないために、偶然性が高く実力が反映されにくく、不公平感があるため最近では採用されないことが多いです。

・新ぺリア(ダブルぺリア)とは?

まぁ一般的に採用されているコンペのハンディキャップ算出は、ほとんどこれですね。

新ぺリア方式ではアウトとインそれぞれ6ホールずつ選んだ12ホールのスコアを1.5倍し、そこからコースのパー72を差し引いた数に0.8をかけたものがハンディキャップになります。

例えば、パー72のコースでグロス「95」、隠しホールの合計が「70」だとすると、

(70×1.5-72)×0.8=26.4

95-26.4=68.6

となります!

簡単な算出としては、隠しホールのオーバー数を1.2倍する方法もあります。

隠しホールの数が12ホールあるので、偶然性が少なく、実力どおりのハンディキャップに近い結果になることから、ほとんどのコンペで採用されてます!

ただ、隠しホールで大叩きすればいいというものでもありません。

よくあるものとしては、ダブルパーカット等のカットを採用しています。

ダブルパーカットとはダブルパーまでの数は算入するが、それを超えたらハンディキャップ数に含まないというものです。

ダブルパーを引き下げ、より厳しいトリプルボギーカットを採用すると、ほとんどがグロススコアどおりになってしまうのです。

逆に考えると、上限カットをしなければ、より叩いたほうがハンデがつくことになりますので、初心者が多いコンペなどでは、公平な(誰にでもチャンスのある)ハンデ算出方法となりますね

ということで、お気付きのとおり、隠しホールの打数がぺリアでも新ぺリアでも大きな意味を持っています。

では隠しホールって何なんでしょう?

隠しホール って何? 隠しホールを制すればコンペを制す!?

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ということで、新ぺリアにおいて隠しホールがどうなっているのか? をご紹介します!

隠しホールはハーフで6ホールあります。通常、パー4から4ホール、パー3、パー5から1ホールずつの合計6ホール、トータル12ホールです。

ゴルフ場には、隠しホールのパターンが数種類あり、どのホールが隠れているのかはわかりません。

同じコンペを同じコースで複数回開催するとなると、いつでも同じ隠しホールという訳にはいきませんので、いくつかのパターンが用意されているのです。

しかし、基本的な考え方として、隠しホールに難しいホールは含まれにくい! というものがあります。

ハーフで考えるなら、2ホールあるパー3のやさしいほうが、パー5もやさしいほうが隠しホールになっていることが多いです。

また、パー4は一番難しいホールか、一番やさしいホールが除外されていることが多いので、ご注意ください!

では、どうやってホールごとの難しさを見極めるのでしょう?

これは、スコアカードに書いてあります。

縦書きのスコアカードなら名前の左に、横書きのスコアカードなら名前の上に、“HDCP(ハンディキャップ)”と記されている欄に1~18までの難易度が記されています。

ややこしいですが、ここで言うハンディキャップとは、各ホールの難易度を表す「ホールハンディキャップ」のことです。

数字が小さいほど難しく、大きいほどやさしいということです。

新ぺリアのコンペの場合、朝イチでスコアカードでチェックしてくださいね!

HDCP1・2のホールは 隠しホールに含まれないかもしれないので、無理せずしっかりスコアをまとめることです!

ただ、繰り返しますが、ゴルフ場にはいくつかの新ぺリアパターンが用意されてますので、すべてではありません。

大勢でやると楽しいその外の“ニギリ”

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大人数型のニギリは成立しにくいのですが、いくつかご紹介します!

【オネストジョン】

自分のスコアをスタート前に予想して、オネスト(正直)に申告して、そこから少なくても、多くても離れた分を罰金として支払うものです!

ラウンド後のパーティー費などに回されることがあります。

しかし、ベストスコア更新なんていう時に、オネストよりたくさん良かったりすると、好スコアが邪魔になってきたりもしますので、ご注意ください!

目標スコアを申告しておくと、頑張り甲斐がありますので、一応オススメしておきます!

【ドラコン】ドライビングコンテストの略

文字通り遠くに飛ばした人がチャンピオンになる!! 人数の多いコンペで取ると鼻が高い!

【ニアピン】ニアレストピンの略。英語では“Closest to the pin”

これも文字通りショートホール(パー3)の第1打で最もピンに近付けた人がゲットする。

大人数のコンペだと信じられないほど近い人がいたりして、2~3メートルくらいだとなかなか取れなかったりします。

【撃沈】

コンペの始球式で放たれるスモークボール(打つとカラースモークが出る球)より飛ばなかったら罰金が課せられる!!

スモークボールはあまり飛ばないので、これより飛ばないのは、かなり恥ずかしい(T_T)“ドラ短”と併用すると笑える!?

ニギリはゲームを楽しくするためのスパイス! 程度を超えると……

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賭博行為とは、刑法で以下のように定められています。


刑法185条
賭博をしたものは50万円以下の罰金または科料に処する。
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。

ゴルフの握りとは、「一時の娯楽に供する物を賭けたときにとどまるとき」に当たる程度のものを指します。

かつてはチョコレートを賭けると便宜上公言していた時期もありました。

昭和40~50年代頃です。「ハンディキャップを何枚あげる」と表現するのは、「板チョコ何枚」という表現の名残です。

今時チョコレートなんていう表現は死語のようになってしまいましたが、あくまでも、「一時の娯楽に供する物を賭けたときにとどまるとき」にとどめてくださいね!

そして、ニギリをゲームを楽しくするためのスパイスにしてください。

僕は、1泊2ラウンドのゴルフで 1打5分のマッサージを賭けてニギッたことがあります。

お金のやり取りを超えた屈辱と栄誉を賭けたこれこそが“過去最高のニギリ(ピリ辛スパイス)”であったことを記しておきますね!

元クラブフィッターのzoroでした。