ライフスタイル
Golive
<ゴルフ英語-その3->「パーオン」「ナイスオン」は英語でなんと言う?
普通に使うパーオンとかナイスオンという言葉。18ホールすべてでパーオンしたことは……ないです。
ナイスオン! も
パーオンして2パットのパー。いわゆるきれいなゴルフですが、いつもいつもそんなわけにはいきません。
こんな風に日本では普通に使っている「パーオン」。でもこれは完全なる和製英語!
WEBの英語辞典などで検索してもヒットしません。
言い得て妙な感じもするパーオンですが、皆さんご存知のように、意味としては2パットでパーになるようにグリーンに乗せるということです。
in English(英語では?)
では、英語圏では何というのでしょうか。
これも皆さんご存知のように、greens in regulation、略してG・I・Rと言われます。
USツアーサイトのスタッツでも“GREENS IN REGULATION PERCENTAGE”と、日本でいうパーオン率の表記があります。
日本では「パーオン率」が普通
日本の男女ツアー(JGTO、JLPGA)のインターネットサイトでのツアー部門別データ(JLPGAでは『記録』)を見てみます。
USツアーのGIR率は、日本ではともにパーオン率となっています。言い方が和製英語そのままなのは、いかにも日本のプロゴルフツアー、ということでしょうか。
さて、男女日本プロゴルフツアーの昨年のパーオン率一位は、姜庚男(カンキョンナム)選手(70.79%)と申 ジエ選手(75.34%)でした。
因みにUSツアーでは、ヘンリク・ステンソン選手の73.51%。我が松山英樹選手は69.29%で34位でした。
パー5では?
先日、インターネットのゴルフ記事で、『パー5の2打目でパーオンし……』という記載をみました。
一瞬、「ん?」と思って、思考が止まりました。
最初のほうで、『2パットでパーになるようにグリーンに乗せる』と記載したのですが、もう少し正確に言わねばなりませんでした。
『パーオンは、パーの打数から2を引いた打数以内でグリーンに乗せることをいう』
以内、が必要なのですね。なんか、ちょっと違和感というか、微妙な感じではあります。
なぜかというと、パー5のホールで、2打目でグリーン周りまで行き、アプローチショットを失敗してしまって、ちょこっとグリーンオンしても(筆者はしょっちゅうなのですが)、パーオンなんですよね。
パー5では、2打目であろうが3打目であろうが、パーオンなのですよね。
先日、筆者はとあるコースの470ヤードのパー5で、残り200ヤードを2メートルに乗せた(自慢げ!)のですが、当然これも「ナイス(パー)オン!」ということです(笑)。
『ナイスオン』も和製英語ですので、正式な英語? としては「グッドアプローチ!」というようです。
2打目時点で同伴競技者がトラブルでみんな逆方向にいて見ていなかったのがちょっと残念でしたが、パットも上手くいって本当に久々にグッドイーグルが取れました(再び自慢げ!)。
さて、筆者もですが多分みなさんも普通に「ナイスオン!」を使っておられるかと思います。
今後筆者は、「グッドアプローチ!」を使おうかと思っていますが、きっとコースに行ったら忘れてしまっているでしょうねえ。