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PAR RUSH 01
ロングホールは、2打目が最も大事です!〜スコアを崩さないために!
アマチュアゴルファーにとって、ロングホール(パー5)は、パーが取れる可能性の高いホールの1つです。
しかし、同時にダボ(ダブルボギー)以上も出やすいホールでもあります。
これには、理由があります。今回は、スコアを崩しやすいロングホールで、そのポイントとなる2打目にスポットを当てて考えてみましょう!
目次
ロングホールを考えてみると……
レギュラーティーでの、ロングホールの距離は、約500ヤード程度でしょう。
ドライバーが200ヤード程度飛べば、残りの距離は約300ヤードで、2打目を170〜180ヤード程度飛ばすことができれば、残り距離は120〜130ヤードになります。
500ヤードを切るロングホールなら、100ヤードを切る3打目になることも少なくありません。
この距離なら、乗る確率も高くなるでしょう!
なぜ、ロングホールの2打目が大事なのか?
ところが、ロングホールの2打目で、チョロやトップのミスで距離が出なかったら、
200ヤード弱の3打目が残ることになってしまいます。
この距離は、なかなか乗りません。
例えば、短いロングホールの2打目でミスをして、150ヤードの距離が残ったとしましょう。
150ヤードなら乗ると思うかもしれませんが、これがそう簡単にはいかないんです。
そもそも、2打目をそこそこの当たりで、残り100ヤード以内と考えていたのに、ミスをして150ヤードも残ってしまった!
ミドルホール(パー4)の2打目で残り150ヤードなら、気持ちも入っていますので、乗る確率も高くなります。
しかし、思いもかけずに残してしまった、ロングホールの3打目の150ヤードは、結構なプレッシャーがかかります!
ですから、ロングホールの2打目は、確実なショットで、残り距離を短くしておく必要があるのです!
失敗しないために、長いクラブをあえて封印して、確実なクラブを選択することも大事だ!
ロングホールの2打目というと、飛ばしたいために、普段使わない3番ウッドをチョイスすることがあるでしょう。
しかし、ミート率を考えれば、少しぐらい短いクラブでも距離はあまり変わりません。
普段使い慣れているユーティリティなどで、確実に刻むことを考えるべきです!
ライを考えたら、アイアンでの2打目もあるでしょう!
最初から150ヤード残ると思って3打目にその距離を残すのと、ミスして150ヤード残すというのは、まったく意味が違うのです!
仮に2打目を失敗したら、4オンで寄せワンかボギー死守に切り替える!
さて、2打目を失敗してしまったとしたら、ここは無理に3オンでグリーンを狙わずに、4オンに切り替えましょう!
得意な距離の4打目を残す勇気も必要です。
できるだけグリーンに近づけようとして、中途半端な距離が残り、失敗するリスクも考えましょう。
ウェッジの得意な距離が残ってくれれば、それがピンそばに付いてパーもあるかもしれません!
パーを計算したロングホールで、ダボを叩くと、スコアも気持ちも取り返しがつかなくなります!