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MASAMI
“関東七倶楽部”に行ってわかった「名門クラブ」と「高級クラブ」の違い
神奈川県大和市内にある唯一のゴルフ場「相模カンツリー倶楽部」にて、令和元年初の大和市の競技会が行われました。
「相模カンツリー倶楽部」は“関東七倶楽部”のヒトツでございます。
県民デーを利用して、友人たちと5組で「相模カンツリー倶楽部」にて8月にラウンド予定のある私ですが、服装マナーに注意を受けている方を何人かお見受けして、8月の会のメンバーにもキチンとお伝えしなければ! と気がはやりました。
関東七俱楽部って何!?
関東七俱楽部とは、関東圏内での歴史ある名門七俱楽部を指します。
会員になるための入会金が高額であるのはもちろん、会員募集をするタイミングは俱楽部が会員数を算定して数年に1度行われます。
条件も厳しく、お金があれば誰でもOKというわけにはいかないのが当たり前。
※女性は平日会員で親族のみの場合が多くあります。
譲渡や相続もできないことが多く、資産価値はないにもかかわらず、募集をすればすぐに定員オーバーの応募があり、面談等の審査に入られるという厳格さ。
※相模CCは、面接には会員推薦者の同伴が必須です。
【関東七俱楽部】
東京:小金井カントリー倶楽部
神奈川:相模カンツリー倶楽部、程ヶ谷カントリー倶楽部
埼玉:東京ゴルフ倶楽部、霞ヶ関カンツリー倶楽部
千葉県:鷹之台カンツリー倶楽部、我孫子ゴルフ倶楽部
会員になるかどうかはさておきプレーのマナーを確認!
上記の通り、会員になるにはある一定のハードルがあることはさておき、ラウンドする機会があることは誰にでも訪れるタイミング!!
ここで、名門クラブでのマナーについて確認しておきましょう。
名門クラブは高級クラブと違って、料金だけでなく敷居も高い……。
会員様は、そのクラブの会員であることを誇りにしており、クラブは会員を大切にしてはいるものの、ゲストであるプレイヤーをお客様として大切にするというよりは、会員の同伴者として扱います。
キチンとしたクラブのルールにのっとり来場・プレー・退場をしなければいけないという、ちょっと肩を張って来場するくらいの気持ちがなければなりません。
各ゴルフクラブの利用ガイドページを参照の元、キチンと準備してクラブへ向かいましょう。
1.来場時、上着(ブレザーまたはジャケット)を着用してください。
※「6月から9月の期間は任意と致します」とありますが、ジャケット・ブレザーがあったほうが安心です。女性のノースリーブは注意されます。
2.プレー中もプレー後の倶楽部ハウス内でも必ず襟のあるシャツを着用してください。
※シャツはズボンの上から出さないように(女性は除く)。
3.半ズボン(長さは膝程度)着用の場合、必ずハイソックスまたはくるぶしまでの白いショートソックスを着用してください(女性は除く)。
※女性の短パンやひざ上15センチのスカートは、ハイソックスを履いていても注意が入ることがあります。
4.ジーンズ、カーゴパンツ、迷彩柄、デニム素材及び極彩色の派手なパンツはご遠慮ください。
※迷彩柄もそうですが、スカル(骸骨)プリントも避けたほうが良いでしょう。
5.華美な模様や飾りの付いた衣服はご遠慮ください。
※「ラウドマウス」まではいかなくとも、「キャロウェイ」の花柄は良いのではないか? と思うのですが、無地のほうが無難です。
6.タオル等を腰や肩にぶら下げないこと。
7.半袖ゴルフウェアとの重ね着の長袖アンダーウェアの着用は禁止します。
※日焼け防止のためのアームカバーは着用可能ですが、クラブハウス内では禁止です。
8.食堂では脱帽の上、ウインドブレーカーやレインウェアの着用はご遠慮ください。
名門クラブと高級クラブの違い
ゴルフを始めて5年は、茨城、栃木、千葉と遠方のゴルフ場に行くことが多かった私ですが、最近はプレー料金より交通費を抑えて地元のゴルフ場に行こうという意向なので、名門・高級クラブにてゴルフをすることが増えてきました。
関東七俱楽部をはじめ歴史ある名門クラブ、そして平成に入ってから創設された高級クラブの違いについて、私なりに感じるものがありました。
関東七俱楽部の中の「相模CC」「程ヶ谷CC」「鷹之台CC」「小金井CC」に来場させていただきました私ですが、4つのゴルフ場の共通点は、レジャーに来るためのゴルフ場ではないというコト。
ゴルフコースのメンテナンスは完璧! 芝のグレードも素晴らしく、グリーンは速い。
格式が高く服装マナーが厳重に徹底されていて許される隙がない。
レストランの食事メニューは3~5つしか選ぶ種類がなく、お客様本位のサービス重視というよりは、ある一定の決まったカタチを崩さないというコトに重きを置いている面もあります。
※ただ、どことは申し上げませんが洗面所の固形石鹸は液体せっけんに変えても良いかと思いました。
それに対し、メイプルポイントゴルフクラブ、スリーハンドレッドクラブ、麻倉ゴルフ俱楽部、東京バーディクラブ、宍戸ヒルズカントリークラブ、カメリアヒルズカントリークラブなどという名門高級クラブは、会員メンバーを大切にし、ゲストプレーヤーが会員に迷惑をかけることがないよう、マナーや服装規定についてはキチンと徹底され注意喚起されておりますが、ある程度時代の流れに沿った許容範囲は抑えたカタチがあります。
お客様に対するサービスも充実し、レストランメニューも充実、クラブハウスの水周りのアメニティやロッカー等の設備も充実しているのが高級名門クラブ。
私的なゴルフラウンドスタイルとしては、練習ラウンドはホームコースでプレー。
歴史ある格式高い関東七俱楽部は「県民デー」や、市の競技会や研修会に利用させていただくこととし、名門高級クラブを普段のレジャーに利用するスタイルが確立されつつある今日この頃です。