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名門日本大学ゴルフ部の歴史と日本大学出身男子プロたち
日本大学出身のプロゴルファーは、男女合わせて200人以上。
中学、高校、大学と一貫してゴルフを学べる環境があり、日本大学のゴルフ部はまさにプロゴルファー養成所とも言える存在となっています。
そんな日本を代表するゴルフの名門である日本大学ゴルフ部の歴史と、日本大学出身プロゴルファー、そして今後注目の現役選手を紹介します。
目次
全日本ゴルフ対抗戦15連覇!日本大学ゴルフ部の輝かしい歴史
日本大学のゴルフ部が誕生したのが昭和31年、当時はまだ同好会でしたが、2016年で60年の歴史となる大学ゴルフ界の伝統校のひとつです。
全日本ゴルフ対抗戦男子は直近の10年で5回の優勝をしていますが、過去には15連覇、13連覇という輝かしい歴史もあります。
アマチュアの大会でも次々と優勝者が出ていますので、ゴルフ部内での競争も厳しく、勝って当たり前の世界で精神的にも強く鍛えられます。
そんな環境で育った学生たちは、プロへの道を進んだ後も、日本を代表するゴルファーに成長しています。
リオデジャネイロ五輪代表!努力の男「片山晋呉」
リオデジャネイロ五輪代表に選ばれた片山晋呉さんは、日本大学在学中の1994年に日本学生ゴルフ選手権競技男子で優勝をしています。
翌1995年にプロゴルファーとなり、賞金ランク1位を5回、日本男子ツアー通算28勝という素晴らしい成績を記録しています。
そんな片山晋呉さんは「自分は天才ではなく、努力を積み重ねてきた」とのこと。
実際プロになってからしばらくは予選落ちを繰り返し、悔しい思いを何度もしてきたそうです。
天才肌の言動が注目される片山晋呉さんの意外な一面ですが、それも大学時代に身につけたものなのかもしれません。
天才プロゴルファー!スマイリー「丸山茂樹」
片山晋呉さんの先輩にあたる丸山茂樹さんは日本男子ツアー通算10勝、そしてPGAで3勝をしている、日本を代表するゴルファーの1人です。
日本大学時代には1990年と1991年に日本学生ゴルフ選手権競技男子で優勝しています。
その明るい性格はファンだけではなく同じゴルファーも魅了し、タイガー・ウッズとも遊ぶことがあるなど、交友関係が広いゴルファーの1人です。
リオデジャネイロ五輪にはコーチとして参加し、片山晋呉さんら日本代表選手と世界へ挑みます。
将来を期待したい日本大学男子の現役選手たち
2015年の日本学生ゴルフ選手権競技4位の阿久津未来也さんは、ジュニア時代から注目され続けている選手の1人で、2010年には関東ジュニアゴルフ選手権優勝などの実績があります。
日本大学に入ってからも、常に日本大学ゴルフ部を引っ張り続ける存在となっています。
阿佐和典さんも日本大学ゴルフ部で安定した成績を残している部員の1人です。
まだ1年生ということですので、今後の活躍が期待したい1人です。
北山健太郎さんの2016年関東アマチュアゴルフ選手権優勝のように、想定外の選手が勝てるのも日本大学の選手層の厚さを物語っています。
日本を代表するゴルファーを何名も輩出し、これからも日本のゴルフ界を代表するであろう学生が多く在籍するのが日本大学のゴルフ部です。
ここで紹介した現役選手から、4年後の東京五輪に出場する選手が出てくるかもしれません。