ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第124話】結果オーライ!
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第124話です!
たまにはラッキーもないとゴルフやってられないっすよね〜!
【第124話】結果オーライ!
ゴルフには「結果オーライ」という言葉があります。
ゴルファーなら誰でも一度はこの結果オーライってのを味わったことがあるでしょう。
めっちゃトップしたショットなのにグリーン手前の土手に当たってピンそばに止まったりとか、たまたまピンに当たって止まったりとかね。
すごく曲がったショットが木に当たってフェアウェイど真ん中に戻ってきたことなんてのもあるでしょう。
ゴルフってなかなか上手くいかないスポーツですから、たまにはそういうこともないとやってられないっすよね。
でも結果オーライの時って、なんだかちょっと恥ずかしいような、申し訳ないような気持ちになります。
だいたい同伴者からは「結果オーライ〜!」とか言われちゃうしね。
でもゴルフは上がってなんぼですから、狙い通りのショットだろうが、結果オーライのショットだろうが、結果がよければそれで良いわけですよ。
パーに「良いパー」も「悪いパー」もないんです。
スコアカードに「結果オーライのパー」とか書かないじゃないっすか。
なので、結果オーライでも胸を張って「どもっ!」って言いながら、帽子のつばに指を添えてペコリとしておけば良いんです。
「結果オーライ〜!」なんて言ってくる人はやっかみで言ってるんですから。
しかしね、そもそも僕たちアマチュアのショットなんてほぼ結果オーライなんじゃないんでしょうかね?
そうそう狙った通りのショットなんて打ててないじゃないですか。
パー3でバーディチャンスに乗ったとしても、バンカーが嫌だからピンよりも右を狙ったら、たまたま左に引っ張っちゃって寄ったとか。
アプローチだってハーフトップ気味に当たってオーバーだ〜と思ったら、たまたまスピンがかかってピタッと寄ったとか。
パットだってそうですよ。
思い描いたラインに、思ったとおりのタッチで打てて入ることなんてそんなにないでしょ。
けっこう「あ〜右に押し出した〜」とか思ったのに、そこからググッとフックしてきて入ったりとかね。
そういう時って打った瞬間に「あ〜」とか「右に出しちゃた〜」とかついつい言っちゃうんだけど、それがバッチリラインに乗って入った時はけっこう恥ずかしいのよね。
「あ〜」とか言わなきゃ良かった〜って後悔するんだよね。
とりあえずどんなショットになろうと、自信満々で「どもっ!」って言っておけば「あれ? 結果オーライに見えたけど、わざとやったのかな?」って思わせることができるんです!
明日から自信満々ゴルファーを目指しましょう!