ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第121話】ユーティリティクラブ
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第121話です!
ユーティリティクラブって本当に活躍してくれるよね〜。
【第121話】ユーティリティクラブ
ユーティリティクラブ使っていますか?
僕がゴルフを始めた30年くらい前はユーティリティクラブなんてなかったんですよ。
いつ頃からかな〜? 今みたいなユーティリティクラブが登場したのは。
僕はけっこう初期の頃からユーティリティを使っていて、今でも2本バッグの中に入っています。
海外ではユーティリティとは呼ばずに「ハイブリッドクラブ」と呼ぶようですが、「レスキュークラブ」なんて名前で売ってるメーカーももありますよね。
しかし、レスキュークラブとは上手く言ったもんだな〜って思います。
ホントにどんなシチュエーションからでも助けてくれるクラブですよね〜。
芝が薄いライからでもソールが滑ってくれるし、バンカーでもソールが砂に潜っていかないのでアイアンより打ちやすい。
ミスヒットしてもアイアンほど飛距離が落ちたり曲がったりもしないしね。
ボールも上がりやすいし、飛距離も出るから、長めのパー4の2打目とかパー3のティーショットとかでも活躍してくれる。
いや〜本当に便利で活躍してくれるクラブで、僕的にはなくてはならないクラブとなっています。
ユーティリティクラブは、今となっては僕たちアマチュアだけでなくプロの使用率もかなり高いですよね。
さすがにスイングスピードのある男子プロの使用率はまだまだ低いのかもしれませんが、女子プロの使用率は本当に高い。
今や6番アイアンさえバッグに入ってないプロもいるくらいで、その代わりにユーティリティクラブがバッグの中に入っているわけです。
僕はありがたいことに女子プロと何度かラウンドさせてもらったことがあるんですが、もう本当にユーティリティが上手い!
150ヤード以上の距離とかになってくるとユーティリティの出番になるんですが、もう本当に簡単にグリーンに乗せてくる。
まるでショートアイアンを打っているかのように、簡単にボーンと打って160ヤードとか170ヤードとかを楽々とピンそばに打ってくるのよ。
あの技術は本当にすごい。
僕はけっこうユーティリティが得意なほうだと思っているんだけど、そこまで狙って打ってくることなんてできないもんね。
やっぱプロはすごいんだな〜と思うわけです。
全米プロシニアを勝った井戸木プロなんて「六本木」なんて言いながら、キャディバッグの中にユーティリティも含めて6本もウッドが入ってるんですから、アマチュアの僕たちが使わない手はないと思うんですよ。
僕はそろそろ5番アイアンの代わりにユーティリティかな〜なんて思っているんだけど、踏ん切りがつかない。
誰か背中を押してくださ〜い。