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PAR RUSH 01
スコアメイクのターニングポイントを2回実感した!~“新ラウンド日記”第6回
毎年恒例となっている、桜の季節の名門「我孫子GC」でのラウンドでしたが、この難しいコースと戦うのに、前半・後半のそれぞれのハーフで、スコアメイクのターニングポイントがあり、それを実感することになりました!
ゴルフは筋書きのないドラマだと言われますが、筋書きをどのように書くかは、プレーヤー自身にもあることを実感したラウンドでもありました。
どこがターニングポイントとなり、結果としてラウンドがどのようになったのかを考えます!
目次
毎年、打ちのめされている「我孫子GC」と、どう戦うかを考えたラウンドでした!
我孫子GCは、青木功や海老原清治を育てた名門コースで、その特徴はバンカーにあります。
グリーン周りのバンカーが多く、深くて脱出が大変なのはもちろんのこと、大きなうねりのある、グリーンの難しさにも定評があります!
さらに、フェアウェイバンカーも多く、そのバンカーはグリーンに向かって、あごが高くなっていることから、完全に1打罰のペナルティーになる、というのが特徴です。
★コースの造りはほぼわかっていますが、このコースを攻略するポイントは、様々な障害物を避けながら、慎重に、決して無理せずにプレーを続けていくということが必要なコースです。
★毎年、同じようにコースに打ちのめされていましたので、今回は我慢のゴルフを展開しようと臨みました!
イン10番からスタートして、前半のターニングポイントはすぐにやって来ました!
2ホール目、371ヤードのミドルホール(パー4)で、前半のターニングポイントが来ました!
ティーショット、セカンド共にナイスショットで、パーオンしました。
少し奥ではありますが、絶対に寄らないほどではないと思われた場所です。
下りだったのでファーストパットは少しオーバーし、まだ狙える距離でしたが、この返しのパットがわずかに入らず3パットでボギーとなりました。
しかし、まだ序盤だったので、次のロングホール(パー5)で頑張ろうと、気持ちを入れ替えました。
ところが、次の536ヤードのロングホールも3打ナイスショットを続けてパーオンしました。
せっかくパーオンしたのに、ファーストパットの距離こそありましたが、打ち切れずに3パットのボギーとなりました。
う〜ん、これはいかんなぁと、少しずつこの2ホールのパー逃しが、頭に残りつつありました。
この2ホールでパーを逃したことが、前半のその後のゴルフを決定づけました!
なぜなら、その後もパーチャンスをことごとく外して、前半はパーを取れずに終わったからです。
気持ちを入れ換えて臨んだアウトも、最初のホールでターニングポイントが来ました!
前半のことは忘れようと臨んだ後半のアウトでは、1番の342ヤードのミドルホールで、ターニングポイントが来ました。
ティーショットはナイスショットで、2打目はフォローの風がかなり強かったので、少し短めのクラブを持ちました。
手前と奥がバンカーで、右手前から左奥へ斜めに長く縦の幅がないグリーンで、ピンはほぼセンターの手前でした。
自分では会心のショットで手応え十分で、風に乗ってナイスオンだと思われましたが、ほんのわずか30センチ短く手前のバンカーに落ちました。
このショットに、「なぜかなぁ」と2打目のミスを引きずり、バンカーショットは1回で出ずに、入れごろのボギーパットも外して、ダボ発進となりました。
これが悪夢の始まりで、その後は3ホール目の179ヤードのショートホール(パー3)では、バンカーから脱出できずに、叩くこと5回で、万事休すとなりました。
最後まで諦めずにラウンドできたことは次につながりますが、このスタートホールのほんのわずかの差が、後半を決定づけました!
この2つのターニングポイントで、流れをつかめなった原因は何かを考える!
★まず、前半のターニングポイントは、早々に2ホール目でパーオンしたパーチャンスを3パットで潰したことです。
このコースではなかなかパーチャンスが来ないので、もっとパーパットを一生懸命になるべきでした。
★パーパットに対する執念が足りなかったのは、この先まだパーのチャンスがあるという、安易な考えでした。
★後半のターニングポイントは、最初のホールの2打目がフォローで幅もないグリーンで、オーバーを怖がって、わずか30センチ届かずバンカーに入ったことです。
狙いをもっと右にすべきで、寄せワンを狙うことも考えるべきでした。ここでは、ショットが完璧だったので、自分でも信じられないという感じでした。
★今考えても、あの場面の選択は間違っていなかった。しかし、絶対にバンカーに入れてはいけないという、我孫子GCを攻める鉄則を忘れて、ピンを狙いにいったことが原因だと思います。
☆こうして、今年も返り討ちにあって玉砕しました。しかし、スコアは大差ないものの昨年までとは違う内容でしたので、我孫子の攻め方はできつつあると、確信しました!
次回は必ず攻略します!