ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第115話】ゴルフ日和
木曜日のお楽しみゴルフマンの第115話です。
やっぱ最高の天気でゴルフしたいですよね~。
目次
【第115話】ゴルフ日和
「絶好のゴルフ日和」って言葉があります。
天気が良くて、風もあまりなくて、気温もちょうどいい。
なかなかそこまで条件が揃った日にゴルフができることはないかもしれませんが、ちょうどそんな日がゴルフになったら本当にラッキー。
最高に幸せな気分でラウンドできるわけです。
しかしですよ、絶好のゴルフ日和だからいいスコアになるとは限らないとこがゴルフの難しいところ。
言いわけのできない天気で、気持ちよくプレーしてもミスは出るわけなんですな。
もちろん天気が悪いとすぐにスコアは悪くなっちゃう。
雨が降ったらレインウェアを着るから体が動かなくなってミスが出やすくなるし、雨の中ではどうしてもテンポが早くなりがち。
地面も水分を含んでくるので、少しでも手前に入ったら大ダフリ。
ドライバーショットも地面が柔らかいから、ランが出なくて飛距離も落ちちゃうし。
パットのタッチも難しくなるしね~。
しかしやっぱりゴルファーにとって一番難しいのは風の中でのラウンド。
プロでも風の中でのラウンドは難しいわけですから、僕たちアマチュアは確実にスコアが悪くなります。
もうね何がダメって、風が強く吹いていると気持ち的にダメ。
特にアゲンストはもう本当にプレッシャーなわけですよ。
「風に負けないような強い球を打たなきゃ!」って気持ちになるわけで、どんどん力が入っていく。
力が入れば入るほどスピンが入っちゃって、さらに風に弱い球になっちゃうんだけど、それが分かっててもついつい強くボールを叩いちゃうんですよ。
特に僕なんかはスピン量が多いから、アゲンストだと驚くくらい飛距離が落ちちゃう。
アゲンスト強いと200ヤード飛ばないときもあるくらい。
かと言ってフォローでもそんなに飛距離は伸びないんだよね~。
やっぱ風の日ゴルフは難しいっす。
でもね、どんな天気のときでもゴルフはやっぱり楽しいわけですよ。
風が強かったって、それを楽しめればいいわけです。
どうやったら風に負けない球が打てるかを考えながら打つとか、わざと風に乗せるような球を打ってみるとかね。
そういうふうに楽しみながらやってると、だんだん風の中でも上手く打てるようになってくるもんです。
イギリスなんかでは風がないとゴルフは面白くないみたいな考えもあるようで、遠くの友達がゴルフに来てくれた時に風があまり吹かないと「今日は風がなくて残念だったね」みたいなことを言うらしいです。
僕も今度言ってみることにします(笑)。